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英語のリスニングで理解が追いつかない原因2つ【解決策も解説】

英語リスニングで理解が追いつかない原因と解決策

こんにちは、KOKIです。

リスニングで、音はわりと聞き取れるんだけど、理解が追いつかなくなってしまう…。

この記事ではこの問題に対して、

  • 英語のリスニングで理解が追いつかない原因【2つ】
  • 原因別の解決策

について、まとめて説明していきます。(^^)

リスニングで音は聞き取れるのになぜか理解が追いつかない、僕もかなり経験しました。TOEICの勉強してたときに。

結論から言うとこの原因は2つあって、やるべきことは「音読」と「シャドーイング」です。僕自身この記事に書いてあることを実践して、結果的にTOEICではリスニング満点をとれました。

というわけで、シェアします!

本記事の内容

英語リスニングで理解が追いつかない原因【主に2つ】

リスニングで英語の理解が追いつかない原因

経験上、これの原因は主に2つ考えられます。

リスニングで音は聞き取れるのに意味の理解が追いつかない。

  • 文構造や単語の理解が追いついていない
  • 音の聞き取りに集中しすぎている

深掘りして説明していきますね。

原因1.文構造や単語の理解が追いついていない

そもそもスクリプトがスラスラ読めない=英語のまま読めない場合の原因は、これです。

たとえ文法や単語をしっかり覚えていても、それを英語の語順どおりに、英語のまま理解できないと、リスニングではまず理解が追いつきません。

リスニングでは、意味を考えたり頭の中で日本語に訳している暇なんてないからです。

たとえば、

I wish I could replace my old car with a new one.

という英文をリスニングしたとします。

このとき、最初の「I wish I could」の部分を聞いて「~できたらいいのに」と意味を考えようとしたり、日本語に置き換えてしまうと、その後の英文の理解が追いつかなくなります。

一瞬でも意味を考えようとした瞬間に”間”ができてしまって、結果的に、残りの部分は音だけしか入ってこなくなるんですよね。

厄介なのは自分ではスラスラ読めているという”思い込み”

ここで厄介なのは、自分ではちゃんとスクリプトを理解できてると”思い込んでいる”場合がある、ということです。実際に僕はよくありました。笑

たとえばありがちなのが、TOEICなどの試験対策で、日本語訳つきのスクリプトをチェックしたとき。

日本語訳を確認するとちゃんと意味が”わかったつもり”にはなりますが、実際は英文の構造を理解できてない、なんてことはよくあるんです。

その結果、語順どおりに英語のまま理解しないといけないリスニングのときに、「内容が頭に入ってこない」という事態になるんですよね。

なので、普段リスニング学習をするときは「ちゃんと英文の構造を理解できているか」確認することをオススメします。

原因2.音の聞き取りに集中しすぎている

さっきとは逆のパターン。

英文の内容を理解することはなんら問題なくても、音を聞き取ることを集中しすぎてしまって、肝心の内容が頭に入ってこない状態です。「聞き取り力」が弱いってことですね。

スクリプトはたしかに読めるのに、聞くとなぜか理解が追いつかない場合は、このパターンだと思います。

この場合の根本的な原因は、単純に英語を聞く量が足りないことです。

ですが、これまた厄介なのは、「聞き方」が間違ってる可能性がある、ということ。

たとえば、「一語一句ぜんぶ聞き取ってやるぜ!」みたいな聞き方は、完全にNGです。

英語は一語一句集中して聞いたらダメです

意外とやってしまってる方が多いと思うんですが、英語は一語一句集中して聞き取ろうとしたらダメなんです。

ダメというか、一語一句聞き取るのは「不可能」なんですよね。

なぜなら、英語は音が変わったり、消えたりするから。消えてる音を聞き取るとか、どう考えてもムリですよね…。

そういう聞き取れない部分は、文法や表現などの知識から、無意識に補って聞けるようにならないといけません。

そして、英語には特有のリズムと強弱がありまして、その中の強調されてる部分を聞き取れれば、実は意味がわかるようになっています。

この事実を知らずにすべての音に集中して聞き取ろうとすると、内容を理解する余裕がまったくなくなります。その結果、理解が追いつかなくなるんです。

英語の音声変化やリズムと強弱について詳しくは、下の記事も参考にしてみてください。

【他に考えられる原因】簡単な単語を使ったネイティブの生の表現を知らない

たとえばYoutubeとかアニメとかでネイティブが話している内容の理解が追いつかない場合、たぶんこれが原因だと思います。

というのは、ネイティブって中学レベルの簡単な単語を使って、色んな表現をするんですよね。

こういうリアルな単語の使われ方に慣れてないと、単語自体は簡単だから聞き取れるけど、意味の理解が追いつかない、というか理解できない、みたいな事態に陥ります。

解決策は、そういうリアルな表現を覚えていくしかありません。笑

リスニングで英語の理解が追いつかないときの解決策【パターン別】

リスニングで英語の理解が追いつかないときの解決策

リスニングで理解が追いつかない原因は、

  • 文構造や単語の理解が追いついていない
  • 音を聞き取ることに集中しすぎている

の2つだとお伝えしました。

ここからそれぞれの原因に対する具体的な解決策をまとめていきます。

原因1の解決策:「音読」

文構造とか単語の理解が追いついていない場合に効果的な勉強法が、「音読」。

音読をすることで、

  • 強制的に前から語順のまま意味を理解する練習になる
  • 英文と感情(イメージ)が一致して、日本語に訳さなくても意味がわかるようになる

ので、英語を英語のまま理解できるようになります。

ちょっとした例とやり方を説明しますと、たとえば

Some people are saying they plan to go and see the movie just because Tom Cruise is in it.
「トム・クルーズが出演してるという理由だけで、その映画を見に行く予定だと言ってる人もいる。」

という英文なら、まず

Some people are saying /they plan to go and see the movie/just because Tom Cruise is in it.
言ってる人もいる/その映画を見に行く予定だと/トム・クルーズが出演しているという理由だけで

みたいな感じで、語順のまま、意味のわかるかたまりごとに内容を理解できるようにします。

そして、そのあとにこの語順どおりに「自分がこの英文を話していることを強くイメージしながら」音読を繰り返す感じです。

これを続けていると、次第に頭の中から日本語訳が消えていって、英語のまま理解できるようになります。

音読の具体的なやり方は、下の記事へどうぞ。

音読してもイマイチ理解ができない場合

もし音読してもイマイチ内容がすんなり理解できない場合は、その英文の構造や文法が苦手の可能性が高いです。

なのでその場合は、

  • リード&ルックアップ(※)
  • 暗唱(瞬間英作文)
  • 英作文

(※)英文を一度音読してから、顔を上げて、そのまま英文を見ないでもう一度声に出してみる練習

といった感じで、よりアウトプット型の勉強法に切り替えてみてください。下に行くほど、記憶への定着度か高くなる=その分キツくなります。

原因2の解決策:「シャドーイング」

音の聞き取りに集中しすぎて理解が追いつかない場合の解決策は、「シャドーイング」です。

シャドーイングをやると、聞いた音をすぐにマネして発音しないといけないので、必然的に音を聞き取る力が上がります。

そして、マネして発音する=英語のリズムと強弱の感覚も身につくので、自然と重要な部分だけに意識を集中させて聞き取れるようになります。

シャドーイングの詳しいやり方はこちらの記事へどうぞ。

【重要】リスニングで理解が追いつかないのは「インプット量不足」が最大の原因かも

最後に身も蓋もないことを言いますが、リスニングで理解が追いつかない最大の原因は、もしかしたら単純に「インプット量不足」かもです。

英語を英語のまま理解するにしても、聞き取り力をUPさせるにしても、やっぱり前提としてたくさんの英語に触れることが一番大切なんですよね。

なので、日々音読やシャドーイングといった練習をしつつも、自分が聞いてなんとか理解できるレベルの英語をたくさん聞いたり、読んだりするようにしてください。

そんな感じで、この記事を終わりにします。参考になれば幸いです。(^^)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

英語学習に役立つ情報を実体験にもとづいてシェアしてます。一緒に頑張りましょう。( ´∀`)

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