英語シャドーイングを6ヵ月やった効果がヤバかった【やり方も解説】

シャドーイングの効果がすごい!

英語の勉強法で「シャドーイング」が効果的って聞いたんだけど、具体的にどんな効果があるんだろう。というか、本当に効果あるのかな?経験者の話を聞きたい。あと、やり方とかコツも詳しく教えてほしい。

こんにちは、KOKIです。今回は上記の疑問にお答えします。

【記事の内容(目次)】
  • シャドーイングを6ヵ月やって確かに実感した効果【3つ】
  • 実際に効果があったシャドーイングの具体的なやり方と注意点
  • シャドーイングについてありそうな質問への回答

僕はTOEICの勉強をはじめたときからシャドーイングを本格的にやりはじめて、それ以来、リスニング学習はシャドーイングをメインとしてやっています。

 

その結果、半年でTOEICリスニングが満点になりました。(最初は300点ちょいです)

筆者のTOEICスコア

追記

そしてその約1年後には、英検1級のリスニングすらも1問ミスまでになりました。

英検1級 リスニングスコア

この間やっていたリスニング学習のメインは「シャドーイング」です。

そういった経験から、シャドーイングについて徹底的にまとめていきます。

ちょっと長いですが、かなり具体的な内容になってるので、ぜひ参考にしてみてください。

英語シャドーイングを6ヵ月やった効果【主にこの3つ】

 

まずは僕が半年間シャドーイングをやって実感した効果を3つあげます。

  1. 英語を理解するスピードが上がる
  2. 英語のリズムと強弱の感覚が身につく
  3. 発音にめちゃくちゃ慣れる

どれも単独の効果ではなくて、3つの効果が絡み合って、総合的なリスニング力が爆上がりした感じです。

1.英語を理解するスピードが上がる

一番強く実感できた効果がこれです。

リスニングのときに、「音はだいたい聞き取れてる気がするんだけど、意味が入ってこない(追いつかない)」という現象がなくなりました。

僕は1つの素材を「自分が誰かに話す感覚で」シャドーイングできるようになるまでやり込んでたんですが、これが効果抜群だったと思います。

自分が話す感覚でやるわけなので、当然、100%内容を理解しながら聞けるようになるからです。

その結果、英語のまま理解できる英文や表現がたくさん増えて、特別意識を集中させなくてもリスニングができるようになりました。

2.英語のリズムと強弱の感覚が身につく

英語には特有のリズムと強弱があるんですが、シャドーイングでこのリズムと強弱の感覚がかなり身につきました。

結果として、

  • 発音がスムーズにできるようになる
  • 頑張って意識を集中させなくても、楽に英語が聞き取れる

ようになりました。

リズムと強弱を意識してリスニングができるようになると、意味的に重要な部分だけを自然と聞き取れるようになって、細かい音声変化にとらわれなくなります。

さらに、内容もしっかり追えるようになるので、日本語を聞いてるときと同じ感覚で英語が聞けるようになります。

それまでも少しはリスニングができる気でいたんですが、「英語が聞き取れるって、こういうことだったのか…!」と胸がザワつきました。(笑)

シャドーイングを始めた頃を思い出すと、想像もできなかった状態です。

リスニング上達のために「リズムと強弱の感覚」をつかむことがこれほどまでに大切だったとは、シャドーイングを始めるまで気がつきませんでした。

それに気づけたこと自体が大きなメリットですね。

英語の音声変化やリズムについては下の記事でも詳しくまとめてるので、良かったらどうぞ。

英語の音声変化6パターンと聞き取る方法まとめ【音声具体例つき】 英語のリズムと強弱、ハンパなく大切だよという話。【練習法も紹介】

3.発音にめちゃくちゃ慣れる&良くなる

圧倒的に発音に慣れました。そして、自分でも言えちゃうほど、発音が良くなりました。

はじめたばかりの頃はそもそも口が回らなくて、「うわこれは難しいというか、不可能だ…」と絶望してたんですが、継続の力は本当にすごい。

まさかこんなに流暢になれると思ってませんでした。(と言ってもまだまだですが。汗)

発音って口の運動=スポーツと一緒なので、やればやるほど慣れてきます。そして、4カ月くらいたったころには、「ほぼ無意識で口が回る」という状態に。

で、発音が無意識にできるようになると、その分の意識をさらに内容理解に集中できるようになるんです。

その結果、シャドーイングの効果がいっそう加速して、TOEICくらいの英文なら初めて聞いても9割くらいシャドーイングができるようになりました。

追記:さらに数ヶ月後…

そのあともずっと継続してシャドーイングをやってますが、流暢さはどんどん上がっていきます。

そして、発音に慣れて口から流暢に英語が出てくるようになると、シャドーイングが楽しくなってくるんですよ。楽しいというか、気持ちいい(?)感じです。(笑)

ここまでくると、もうシャドーイングはやめられなくなる=リスニングも発音も上達し続けます。

英語シャドーイングの効果的なやり方【5ステップ】

 

ここからは、シャドーイングの具体的なやり方について説明していきます。

いろいろとやり方を工夫した結果、僕は下のような流れでシャドーイングを進めることが一番効果的だと考えて、続けてきました。

  1. 普通に聞く
  2. スクリプトを読めるようにする
  3. スクリプトを聞けるようにする
  4. 英文を見ながらシャドーイング
  5. 英文を見ないでシャドーイング

一応、丁寧にステップをわけてますが、完璧にこのとおりやらなくても大丈夫ですよ。

自分のレベルや使う素材とかに応じて、ステップを省略したり、アレンジしてもOK。

最終的には「誰かに話すのと同じ感覚で」シャドーイングできるようになることをゴールとします。

では、各ステップについて具体的に解説していきます。

ステップ0.素材を選ぶ

シャドーイングの前に、英語素材を用意してください。

基本的には、自分が聞き取れるようになりたい英語を使えばOKかなと思います。英会話なら英会話、TOEICならTOEIC、ですね。

なんでもいいですが、

  • スクリプト(台本)がついている
  • 自分の英語力で十分理解できるレベルの英文

を使うのがオススメ。

まず、スクリプトは必須です(すべての英語を完璧に聞き取れるなら別ですが)。

スクリプトがないと、自分が聞き取れない英語、意味がわからない英語があった時に確認できません。

それと、シャドーイングに使う素材は、読めば簡単に意味が理解できるレベルのものにしてください。じゃないと、シャドーイングは難しすぎて上達が実感できないし、挫折してしまうと思います。

ステップ1.まずは普通に聞いてみる

まずは普通に聞いてみて、どのくらい聞き取れるかチェックしてみてください。

もし絶望的に聞き取れなかったら、使う素材を変えるか、もしくはシャドーイングができるレベルではない可能性があります。

かなり聞き取れたら、英文を見ないでシャドーイングしてみるのもアリ

もし90%以上聞き取れたら、まずは音についていくこと&マネすることだけを意識してシャドーイングしてみてください。ここでは意味を考えなくてOKです。

こうやって音だけを意識してシャドーイングすることで、英語のリズムとかイントネーションだったり、発音をマネすることにより集中できます。

とはいえ、そもそも英語を発音することに慣れてないと、いくら音に集中しても「全然無理やん」みたいになると思われます。

なので、シャドーイングをはじめたばかりの方は、このステップは飛ばしても大丈夫です。

ステップ2.スクリプトをスラスラ読めるようにする

次はスクリプト(台本)を確認して、知らない単語や表現があれば、意味を確認します。

そして、スラスラ読めるようにしてください。できれば、英語のまま理解できるくらいが理想です。

もしうまく読めない場合は、スラッシュリーディングをしつつ、音読を取り入れましょう。

ここのやり方について詳しくは、下の記事を参考にしてみてください。

英語の音読は効果あるけどやり方が超重要【目的意識を持つべき話】

ステップ3.スクリプトを聞き取れるようにする

スクリプトを読めるようにしたら、今度はそれを聞き取れるようにします。

やり方はいろいろですが、

スクリプトを見ながら音声を聞く→スクリプトなしで聞いて理解できるか確かめる(理解できればOK)

のが、一番無難かなと。

前のステップで、すでにその英文は完全に読める=文字で内容が理解できるはずなので、

その文字に音をくっつけて理解する➡文字を取っちゃって音だけで理解できるようにする

みたいなイメージです。伝わりますかね?(^^;

もしくは前のステップで正しく音読を取り入れた方は、すでに音だけで聞いて理解できるはずです。

とにかく、この段階で「音だけ聞いて英文を理解できる状態」にしてください。

ステップ4.英文を見ながらシャドーイングする

ここで、やっとシャドーイングです。まずは英文を見ながらでOK。

英文を見ながら音声を聞きつつ、ちょっと遅れて、マネするように発音します。

で、このときは音よりも意味に意識を集中させてください。

というのは、このあとの最終ステップ「英文なしシャドーイング」をやると、慣れないうちはどうしても「音を聞き取ること」に意識をとられてしまいます。

そうやって聞き取りに意識をとられてる状態じゃ、意味も考えようとしても、両立が難しいんです。

なので、音を聞き取ることへの負荷がかるい「英文ありシャドーイング」、つまりこのステップで、「意味を考えながらシャドーイングする感覚」を先に身につけておくのが効果的、ということです。

意味がイマイチ入ってこない英文は「音読」せよ

たとえ英文を見ながら意味に集中してシャドーイングしてても、「なんかイマイチ内容が入ってこない英文」が、たぶん出てくるはず。

そういう英文は、いったん音声を止めて音読してみてください。そしてこのときは、全力で意味に集中してください。

音声なして音読することによって、「マネする」とか「遅れずについていく」といった意識が必要なくなるので、その分さらに意味を考えることに集中できます。

で、ちゃんと意味を考えながら音読できるようになったら、またシャドーイングにもどればOKです。

ステップ5.英文を見ないでシャドーイングする

最後に、スクリプトなしでシャドーイングをします。

最終的には「誰かに話すのと同じ感覚で」、かつ「9割くらいスムーズに発音できる」まで練習するのが理想。僕はこのくらいまでやり込んでました。

ただし、もちろんこの段階まできたからと言って「ひたすら英文を見ないでシャドーイングしまくる」必要はありません。

自分の弱点に応じて、もう一度スクリプトを見ながらシャドーイングしたり、音読したり、部分的に繰り返し発音練習するなど、常に目的を持って練習を進めることが大切です。

【余裕があれば】音声速度を上げるのもオススメ

前のステップでシャドーイングかスラスラできるようになったら、余裕があれば音声スピードを上げてみましょう。1.2倍速くらいがオススメ。

普通より速いスピードのシャドーイングに慣れると、その分理解スピードがさらに上がります(上がった気がします)。

そして、必死になりながらも速いスピードについていこうとシャドーイングすることで、発音に慣れます。ものすごく口が回るようになるんですよね。

ちょうどいい感じに負荷がかかるのかもしれません。

ただ、この2つの効果は僕の個人的な体感で、あんまりちゃんとした根拠はないです…。

なので、無理してやらなくてもいいかもしれません。でも、オススメですよ。

音声速度の調節は、下のようなアプリを使うと簡単にできます。

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英語シャドーイングをする時の注意点【3つあります】

シャドーイングをやる時の注意点。下の3つです。

  1. すでに聞き取れる英語を使うこと
  2. 意味を考えながらやること
  3. できれば基本的な発音を学んでからやること

1.すでに聞き取れる英語を使うこと

シャドーイングをやるときは、すでに十分聞き取れる英語を使ってください。

最低でも、9割くらいは聞き取れる状態でシャドーイングするのが理想かなと思います。

理由はシンプルで、聞き取れない英語をマネして発音するなんてムリだからです。

まあ、100%ムリじゃないにしても、どんな単語かもわからずただ音だけマネして発音してても、あんまり意味がありません。

これじゃあ「音を聞き取る練習」にも「意味を理解する練習」にもならない=なんの練習にもならないですからね…。(強いて言うならリズムと強弱の練習にはなりますが)

なので、シャドーイングをやるときは

  • はじめて聞いても十分聞き取れる英語(自分のレベルに合ったもの)
  • あらかじめ聞き取れるようにした英語(予習済みのもの)

のどちらかを使ってください。

2.最終的には意味を考えながらシャドーイングする

これも重要。最終的に、シャドーイングはしっかりと英文の意味を考えながらできるのがベストです。

意味を考えながらできるようにならないと、せっかく音をうまく聞き取れるようになっても、リスニングはできません。

それに、シャドーイングは聞いた英語のすぐ後に、それをマネして発音する必要があります。なので、意味を考えながら次の英語をある程度予測できるようにならないと、キツイんです。

とはいえ、もちろん最初から意味を考えながらできなくても大丈夫ですよ。

はじめは音に追いつくだけで精いっぱいなので。

ですが是非、最終的には意味もしっかり追えるようになるまでやり込んでみてください。

3.できれば基本的な発音を学んでからやる

シャドーイングをやるなら、その前にあらかじめ基本的な発音を学んでからの方がいいです(耳が良くて聞いた音をだいたい再現できるなら別ですが)。

というのは、シャドーイングはネイティブの発音を同じスピードでマネしないといけないので、発音の仕方がわからないとまず口が回りません。

はじめは音声スピードを遅くしてやるという手もありますが、それでも発音をまったく知らないと「マネしてる」と思ってても「バッチリ日本語の発音」になってしまい、これはできるだけ避けた方がいいと思います。

極端に「日本語の発音」を繰り返しすりこんでしまえば、今後英語が聞き取りづらくなってしまう可能性があるからです。

なので、耳が良い人を除いて、シャドーイングをやるならまず

  • 「母音」と「子音」など発音の基礎
  • 英語と日本語の発音の違い

を、ざっくりとでも学んでからにすることをおすすめします。

僕はアプリをよく使っていました。

英語の発音練習アプリを10個厳選する【今日から習慣化すべし】

リスニング力と発音の関係に関しては別の記事に詳しくまとめていますので、良かったらそちらも参考にしてみてください。

今後、シャドーイングや音読などの発音系のトレーニングによってリスニング上達させたい方にとっては必読の内容です。

リスニングと発音の関係とは英語リスニングの上達に発音練習は必要?【意外な関係性を解説】

英語シャドーイングに関してよくありそうな質問への回答

 

最後に、シャドーイングに関してよくありそうな質問に、網羅的にお答えしていこうと思います。

これまで説明してきた内容と被る部分もありますが、まとめ的な感じで読んでみてください。

回答をすべて表示すると記事が長くなってしまうので、気になる回答があれば、「回答の詳細はこちら」をタップ(クリック)してください。詳しい内容が表示されます。

 

シャドーイングは初心者でも効果ある?

使う教材によります。

とにかく、「自分の英語力でスラスラ読めるくらいの英文」を使ってシャドーイングすることが大切です。

初心者の方は、いくつもの英文がまとまった素材ではなく、例文単位で少しずつ練習していくのがおすすめです。

実用的な英会話フレーズ集やダイアログ、シンプルな文法書の例文なんかを使ってみましょう。

 

シャドーイングの効果を実感できるまでの期間は?

これは正直人によるかなと思います。

参考までに、僕は1日30分~1時間ほど、3、4ヵ月くらいやり込んだあたりで、

  • 発音にかなり慣れて、口がスムーズに回るようになった
  • はじめて聞く素材でも、9割くらいシャドーイングできるようになった(同程度のレベルのものに限る)

という効果を確かに実感しました。

たぶんですが、効果を実感できるまでの期間は、「現時点でどれくらい英語の発音に慣れているか」によって変わると思います。慣れていれば慣れているほど、効果を実感するのも早いかなと。

なぜなら発音に慣れることで、

  • 音の再現度も高くなる=聞き取り力がUPする
  • リズムやイントネーションのマネに集中できる
  • 内容理解にも集中できる

とういうように、リソースをよりシャドーイングの目的に沿った重要な部分に割くことができるからです。

ただ、1つだけ伝えたいのは、正しいやり方で続けていれば必ず効果を実感できるので、どうか結果を焦らないでください。

はじめは中々上達が実感できないかもしれませんが、そういうものです。諦めないでください!

 

シャドーイングとディクテーション、どっちがいいの?

期待できる効果がちょっと違います。

  • ディクテーション=自分が聞き取れない英語をハッキリさせる➡原因を分析&聞き取れるようにする練習
  • シャドーイング=細かい音よりもリズムや強弱を体で覚える&聞いた音を理解できるようにするための練習

です。

ただ、シャドーイングをやれば結果的に自分の聞き取れない音も覚えることになります。

なので、もしできるのであれば、ディクテーションを飛ばしてはじめからどんどんシャドーイングをやっちゃてもOKです。

どうしてもシャドーイングが難しい場合は、ディクテーションをやりましょう。僕はシャドーイングを始める前はディクテーションをやってました。

ディクテーションの効果と具体的なやり方まとめ【やる意味ある?】 ディクテーションVSシャドーイング【完全比較】シャドーイングとディクテーション【あなたにはこっち】

 

一度に何回くらいシャドーイングすればいいの?

回数を気にするのはおすすめしません…。

シャドーイングに限らずですが、上達に必要な練習量(回数)は、人によっても英文によっても違います。

あくまでも目的は「リスニング力を上げること」でして、僕がオススメするやり方では

  • 通常スピードでスクリプトを見ず、かつスムーズに(9割以上噛まずに)シャドーイングができる
  • シャドーイング中はしっかりと英文の内容も理解できている(自分が話している感覚が理想)

の状態までやり込むこと。

その状態になるまで何回シャドーイングすることになるかは、ただの「結果」でしかありません。

ある素材は10回かもですし、別の素材は100回必要かもしれませんよね。

目安が欲しいのはすっごく、よくわかります。

が、回数を基準にするとまず間違いなく上達スピードが遅くなる(最悪上達しない)ので、回数を気にするのはオススメできません、、、。ごめんなさい。

 

シャドーイングは暗記した方がいいの?

暗記しなくてもいいです。

シャドーイングの目的は決して「暗記すること」じゃありません。

それに、「暗記してしまうまでやり込む」としたら、いくらなんでも同じ素材でシャドーイングしすぎかと思います。

暗記するくらいなら、それまでに「ちゃんと意味を考えながらスラスラシャドーイングできる」という段階が絶対にあるはず。そしたら、もうそこで別の素材に切り替えることをおすすめします。

もっと言えば、完成度が8割くらいでもどんどん別の素材でシャドーイングしてください。

まずは量をこなしつつ、あとから残った2割を埋めていけばOKです。

はじめから完璧主義にならなくても大丈夫ですからね!

 

どのくらい遅れてシャドーイングしたらいいの?

どのくらいでもいいです。が、どんなに長くても1秒くらいかなと。

あまり長すぎると、

自分の声で完全に英文が聞こえなくなる=”マネ”じゃなくなる

ので、シャドーイングの意味がなくなってしまいます。

もし長めに間隔あけるなら、音をマネするよりも、英文をアウトプットする練習=「リピーティング」になります。

 

全然口が回らない!シャドーイング無理!

解決策は「3つくらい」あります。

はじめは全然口が回らないですが、基本的には続けていくうちにちゃんと慣れていきますので安心してください。

口が回らない原因によって解決策も変わりますが、まず試してみていただきたいことは、

  • 基本的な発音方法を学ぶ
  • リズムと強弱を意識してシャドーイング
  • 場合によっては音声スピードを下げてみる

の3つ。

音声スピードは、さっき紹介した下のアプリとか使って調節してください。

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2つ目に関して補足すると、「リズムに合わせて体を動かしながらシャドーイング」が、個人的にかなりやりやすかったです。

音楽にノッてるような感覚で、シャドーイングするんです。

そうやってリズムと強弱に合わせてシャドーイングできるようになると、「弱」の部分の発音でうまく力を抜くことができるようになります。その結果、信じられないくらい口が回るようになります。

ただ、このあたりはやっぱり口が回らない原因がなんなのかにもよります。

シャドーイングで口が回らない時のより具体的な対処法は下の記事を読んでみてください。

【体験談】シャドーイングで口が回らない3つの原因と対処法【諦めるな】

 

シャドーイングしても自分の声で音が聞こえないんだけど…

イヤホンを使う、もしくは口パクで。

片耳にイヤホンしながらシャドーイングすると、音声も自分の声もどっちも聞こえるようになるのでオススメです。

もしくは、「口パク」でもOKですよ。

口パクだと発音の上達はしなくなってしまいますが、リスニング力で大切な「音を聞き取る力」も「内容を理解する力」もUPさせることができますので。(^^)

あと考えられる解決策としては、ただ音声をマネして発音するのではなく、自分で話している感覚でシャドーイングすることを意識してやってみてください。

「自分で話している感覚」になると、無意識に次の英文(単語)を半分くらい”予測しながら”シャドーイングができる=音声が自分の声で多少聞き取れなくても問題ないからです。

そして、これが僕が理想とするシャドーイングです。

 

シャドーイングはスピーキングにも効果ある?

まったくないわけではありませんが、リスニングに対する効果に比べると薄いです。

基本的に、スピーキングに対する効果はあんまりないです。

あるとすれば、「流暢さがUPする」くらいで、「言いたいことを英語で言うための力」は、基本的には身につきません。

そういった「言いたいことを英語で言う」ためのスピーキング力を身につけるには、

  • まずは英語を「知識ではなく体で覚える=繰り返し声に出して覚える」
  • 覚えた英語をいろんな形で「アウトプットする=使う」

ことが絶対に必要だと考えています。が、シャドーイングでこの効果を狙うのはキツいですね、、、

まず、与えられた素材を声に出すだけなので、アウトプットにはどう頑張ってもならないです。

それに、声に出して覚えるためだとしたら、シャドーイングじゃあまりにも時間がかかりすぎます。

それならはじめから覚えることを目的とした練習(暗唱など)をした方が、圧倒的に速く上達することは間違いないでしょう。

すでにスピーキング力が高い方なら、ただシャドーイングするだけでも表現や言い回しをうまく自分のものにできるので、例外ですが。

ただし、間接的な効果はある

ただし、間接的な効果はあります。たとえば、

  • 発音が流暢になるため、フレーズや表現を口で覚えられるようになる=覚えやすくなる
  • 英語のまま理解できる文や表現が増えるため、自分でも使えるようにしやすい
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などですね。

実際に僕自身、シャドーイングをはじめてからフレーズや表現が明らかに覚えやすくなりました。

【最後に】シャドーイングは”難しい”です【諦めないこと】

以上で記事のメインパートは終わりです。

が、最後に伝えたいことが1つ(これが一番伝えたい)。

すでにチャレンジしている方ならご存知のとおり、シャドーイングは正直、難しいです。

はじめは口が回らないくてできる気がしないし、音もうまく聞こえないし、ついていけないし、やってもメチャクチャになります。

モチベーションも下がるし、挫折しそうになっても普通です。

そして、

「いや、これ果たしてやり方合ってるのか…?」
「こんなんで本当にリスニングとか上達するのかな?」
「やっぱり上級者向けの勉強法で、自分のレベルじゃ意味ないのかな…」

というように、不安になるし、モチベーションも下がると思います。僕もそうでした。

ただ、頑張って続けた結果、本当に、想像以上に上達した。

ですが、頑張って試行錯誤しながら6ヶ月間、そして今や2年以上シャドーイング続けてきて思うのが

諦めないでシャドーイング続けてきて、マジで良かった。

ということです。

ほんと、自分にとっては、リスニングに限らず本格的な英語上達のきっかけがシャドーイングだったので。TOEICは950を越えて、発音もすごく流暢になりました。効果は、間違いありませんでした。

 

なので、今シャドーイングに挑戦していてうまくいかずに悩んでいる方、これから始めようと考えている方には、どうか結果を焦らないでいただきたい。

不安になって諦めるのだけはもったいない。

単に嫌になって別の勉強法に切り替えるのは全然いいと思いますが、「無理かも」と諦めてしまうのは、勿体ないと思います。

まずは3ヶ月。その後、6ヶ月。やってみてください。今は信じられないにしても、何かが変わるはずです。

途中で何か疑問や不安などあれば、コメント欄で遠慮なく聞いてください。僕が答えられる範囲で、お答えします。

本気で英語を上達させたいなら、プロに頼るのも選択肢の1つ。

そして、もし本気でシャドーイングをやり込みたい、英語を上達させたいなら、シャドーイングをプロに添削してもらえるサービスもあります。

僕が知ってるのはプログリットの「シャドテン」だけですが、自分のレベルに合った教材を選べるし、毎日プロがシャドーイングを添削してくれる&アドバイスももらえるので、きっと心強いはず。

気になる方は公式ページを確認してみてください。無料体験もやってるみたいなので。( ´∀`)

>>シャドーイング添削サービス『シャドテン』の公式ページはこちら

シャドテンは僕自身も使ってみたので、下の記事を読んでみてください。

シャドテンの口コミ 【口コミ】シャドテンを使ってみた感想をまとめる【デメリットあり】

それでは、かなり長くなってしまいましたが、この記事がシャドーイングを頑張りたい方のお役に立てたら幸いです。m(_ _)m

17 COMMENTS

ペーパークリップ

記事ありがとうございます。めっちゃ参考になります!
一つ質問なのですが、人に話すのと同じ感覚でできるようになるのを一つの目安とされているようですが、誰かに話すのと同じ感覚というのがそもそもちょっとピンときません。シャドーイングは耳に入ってくる声をワンテンポ遅れて繰り返すわけですが、日本語で誰かがしゃべっている内容をおうむ返しにしているようなかんじになればよいということでしょうか?この感覚について、もう少し詳しくお教えいただければ幸いです。

Koki

返信が遅くなってしまって申し訳ありません(汗)
これに関しては言葉で説明するのが難しいのですが、シャドーイングする素材の内容を、自分の気持ちや伝えたいことと重ねる感覚です。
たとえば素材の内容が会話なら、自分がそのシチュエーションで同じ内容を実際に話していることを想像しながらシャドーイングします(一人の話者になりきるのがいいかもしれません)。
他にはニュース記事などモノローグの素材なら、誰かにその内容を伝えていることを想像しながらやります。
参考までに、僕は身振り手振りをつけたり、意図的に声のトーンを変えたり、表情をつけたりしてやってます。(^^)
はじめのうちは音声を聞き取るので精いっぱいかもしれませんが、
1.まずはシャドーイング以外の方法で音を聞き取れるようにする
2.内容を理解しながらシャドーイングの練習をする
3.2の練習をする過程で英語を発音することに慣れてきて、内容理解により集中できるようになる
4.結果的に英語を受動的に「理解する」だけじゃなく、ある程度文構造を予測しながら「発信してる」感覚になる←ここがゴール
です。
わかりづらいかもしれませんが、また質問があれば遠慮なくコメントしていただけたらと思いますm(_ _)m

ビギナー

めちゃくちゃ参考になる記事ありがとうございます!
1つ質問なのですが、シャドーイング中に意味に集中するときは、頭の中で英文を書き起こしたりってしてますか?自分はそうじゃないと意味に集中する事ができず、ただただ英文を真似てるだけになるのです。
これは正しいシャドーイングができてますか?まだシャドーイングを始めて日が浅く、これで良いのか不安になる事があるのです…。

Koki

コメントをありがとうござます。(^^)

頭の中で英語の文字を浮かべるということでしょうか?だとすれば、自分の場合は文字は浮かべていません。

そして僕の個人的な考えですが、もしリスニング中に文字を浮かべて意味を理解してしまっているとしたら、それはできるだけ避けた方がいいかと思います。(^^;
日本語で考えてみると想像しやすいと思いますが、実際のリスニングで文字を浮かべて内容を理解することはないからです。
そして文字を浮かべてしまうと、実際のリスニング中に「文字として浮かべられなかった部分(部分的に聞き取れなかったときや、スペルがわからなかった単語など)」が少しでもあると、そこで内容理解がストップしてしまう可能性があります。

脱却する方法としては、まずは音声だけを聞いて、シャドーイングなしで意味を完全に理解できるようになってから、シャドーイングに入るのがオススメです。

ただ、もし普段のリスニングのときから文字を浮かべてしまう癖がある場合は、そこから矯正していかないとかもしれません…

その場合は、すでにスラスラ読める素材の音声を、文字を浮かべないように意識して何度も聞き込む必要がありそうです。

もしその過程でどうしても文字を浮かべないと理解できない英文があれば、リード&ルックアップ《=一度黙読(音読)したあとに、英文から目を離して内容をしっかり考えながら声に出す練習》を取り入れると、感情や概念的な部分と声=音声を結び付けやすくなるので、効果的だと思います。

長々と書いてしまいましたが、ビギナーさんはまだシャドーイングをはじめて間もないとのことなので、焦らなくても大丈夫ですよ。(^^)
僕も始めた当初はイマイチうまくできなくて不安でしたが、試行錯誤して続けていくうちに必ず感覚がつかめてくる&リスニングも上達しますので。

あくまで僕の個人的なアドバイス&説明がわかりにくかったかもしれませんが、また何か不安なことなどあれば、聞いてください!

Dom

英検2級を、昨日受けてきました。
家では聞こえてたり、内容が頭に入ってきていたりしたのですが、試験当日となると、緊張もあってか、音は聞こえているんだけど、内容が入ってこない!という現象に何度か襲われました!!
試験当日であっても、なんとかこの現象がないようにしたい!!と思い、リスニング強化を検索していたところ、こちらに出会い、本当に本当に分かりやすいし、なにより、やる気を改めて、与えられました!
私も絶対6ヶ月続けたい!!
そこで、質問なのですが、シャドーイングの教材は、どこを探したらいいでしょうか?
英検2級の出る単、熟語の音声でやろうか〜?それとも、他の音源がいいのか〜?(こちらの記事をみつけるまでは、アメリカのライブラジオでやっていましたが、実際聞き取れない箇所が多く、それでは良くない、とこちらの記事でわかったので、他の教材を探しています!)どうか、良い教材がありましたら、ご教授ください!
今後も頑張りたい気持ちでいっぱいです!
本当にありがとうございます!!

Koki

コメントをありがとうございます。m(_ _)m

英検お疲れさまでした!本番の緊張感の中で実力を発揮することは難しいですよね(^^;

本題ですが、シャドーイングに使う教材は、英検2級の教材で良いと思います。
目的もレベルも、今のDomさんに合っているはずなので。(^^)

僕自身、英検2級を受けたことがないので具体的な教材のオススメはできませんが、過去問のリスンングパートが間違いないはずです。
まずは1年分、8~9割程度の完成度を目指して頑張ってみてください。

2級のリスニングパートは対話文とモノローグとのことなので、最終的には、感情を込めて話者になり切れたら理想です。(^^)

あえてお伝えしたいですが、最初はどうしてもうまくいかないこともあると思います。ですが、諦めないでくださいね!
続けていれば、必ずできるように&リスニング力も上がりますので。

また何かありましたら、遠慮なく聞いていただければと思います。m(_ _)m

応援してます!

ビギナー

大変参考になりました!
そこで一つ質問なのですが、

前のステップで、すでにその英文は完全に読める=文字で内容が理解できるはずなので、

その文字に音をくっつけて理解する➡文字を取っちゃって音だけで理解できるようにする
みたいなイメージです。伝わりますかね?(^^;

・この音だけで処理するというのは、文の構造は全く意識しない感じでしょうか?それとも、ガンガン意識しちゃってもいいですか??

Koki

コメントありがとうございます!

基本的には、文構造はしっかり意識して大丈夫です。と言うよりは、意識することが大切です。(^^)

ただし、文構造だけ意識して内容が入ってこない状態だと良くないので、そこだけ注意するのがいいと思います。

理想的には、

・文構造をしっかり意識して、内容を正確に理解しながらシャドーイング
・繰り返していくうちに、文構造を意識しなくても内容がスッと頭に入ってくるようになる(慣れてる文構造であれば)
→この段階で、文構造と内容が自分の中で完全に重なる感覚になる
・結果として、自分がその文をアウトプットする(話す)感覚でシャドーイングができるようになる→ここがゴール

みたいに進められるといいと思います。

そして、苦手な文構造は闇雲に何度もシャドーイングするのではなく、音読や、リード&ルックアップ、暗唱など、より構造を意識しやすい、かつアウトプット型の練習に切り替えるのがオススメです。

英文1つ1つに対する自分の習熟度に応じて、より文構造が記憶に定着しやすい練習法をピンポイントで取り入れる感じです。

そうすることで、ただシャドーイングしまくるよりも確実に効果的に上達できると思いますよ!

わかりにくいかもですが、ぜひ参考にしてみてください。
また何かあれば、いつでも質問してくださいね!
応援してます。(^^)

田中俊介

記事を読ませていただきました!大変わかりやすくとても参考になりました。ありがとうございます!
私は現在高1です。
大学は海外の学校に行きたいとおもっているのでその下準備を1年間毎日シャドーイングをする事にしました。
そこで一つ質問なのですが、シャドーイングする文は同じものを1年間読み、完璧にしていくのか、ある程度読めるようになったら、新しい文に変えて学習していくのがいいのかという事で迷っています。
Kokiさんはどちらの方法をとっていたか教えていただけますか?

mai

シャドーイングを始めたばかりの初心者です。まだうまく口が回らず同じスクリプトを複数回やっても100%完璧にシャドーイングが出来ない(だいたい8割程)のですがこれは教材のレベルを落としたほうがいいのでしょうか。

KOKI

maiさん、コメントをありがとうございます!
結論からお伝えしますと、教材のレベルを落とした方が良いかどうかは状況によります。判断基準としては、

・シャドーイングしている英文自体がまだスラスラ読めない(ゆっくり日本語に訳さないと理解ができない)
・難しく感じて、それがストレスになってしまう
・数十回やっても、体感的にうまくなっている気がしない

のであれば、教材のレベルを落とした方が良いかもしれません。
逆に、そうでなければレベルを落とさなくても大丈夫ですよ!

シャドーイングは難しいので、はじめから100%できるようにならなくてもOKです。(^^)
まずはあまり完成度にこだわらず、自分が飽きない範囲で同じスクリプトをやり込んで、飽きたら別のスクリプトに挑戦してみる、このくらいの気持ちでやってみてください。

口が慣れるまでどうしても時間がかかりますが、続けていけば必ずスムーズにできる&楽しくなってくると思います!
また何かあればいつでも質問をどうぞ。頑張ってください!

you

シャドーイングを始めたばかりのものです。
私は、シャドーイングをする際に耳で聞いたことを、絵に起こす、といいますか、その情景をイメージして行っています。文法や言われている単語などもしっかり理解して行った方がいいのでしょうか??もしよろしければ、ご教授願いたいです。

オモチマン

最近本格的に英会話のトレーニングを始めた者ですが、とても具体的かつ実際に効果を感じた体験も書かれており、勇気が出ました!
私もシャドーイングを続けようと思いました!
今後もブログ更新楽しみにしています(^^

KOKI

youさんこんちには、せっかくコメントをいただいていたのに、絶望的に返信が遅くなってしまってごめんなさい…。

もう解決しちゃってるかもですが、一応、回答させていただきます。m(__)m

結論からもうしあげますと、絵や情景をイメージしながらシャドーイングはとても良いと思います!
とはいえ、文法や単語の理解も、やはり必要です。

これに関しては説明が少し難しいんですが、その英文の中の単語や文法の使い方や意味が、イメージしている情景や感情と重なっていることが大切です。

たとえば、

It is important to overlap the usage and meaning of the words and grammar in the sentence with the scene that you are imagining or what you are thinking.
「その英文の中の単語や文法の使い方や意味を、イメージしている情景や感情(=考えていること)と重ねることが大切です。」

この文なら、

結論= It is important to~ = to以下することが大切だよ
⇨具体的になにかっていうと…= overlap the usage and meaning of the words and grammar in the sentences = その文の単語や文法の使い方や意味を重ねること
⇨何と重ねるのかというと… = with the scene(情景と)⇨どんな情景かというと…= that you are imagining(あなたがイメージしている)+(そして) or what you are thinking(あなたが考えていること

この文構造を理解しながら、つまりは文法や表現、そして単語が、それぞれどの部分の意味を表しているのかを理解しながら、”それを実際に話している感覚で=情景を浮かべたり、感情を込めたりして”シャドーイングできるのが理想的です(上の例のように「かたまり」ごとに理解できているのがベスト)。

逆に、文構造を理解せずに日本語訳だけを確認して、その訳全体をひとまとめにイメージしながらシャドーイングすることは避けるべきです。
なぜなら、文構造を理解していないと、別の英文でたとえば「〇〇that~」があったときに、「that以下のような〇〇」という解釈ができずに、理解が追いつかなくなってしまう=聞き取れない可能性がありますので…

この場合は、
the scene that(どんな情景かというと、)you are imagining(あなたがイメージしている)
太文字の文法理解をした上で、シャドーイングができるのがベストです。

とはいえ、『じゃあこの文法が「関係代名詞の〇〇用法」なのか』といった理解は不要です(僕はわかりません笑)。
あくまでも、意味と文構造の関係性だけわかっていれば十分ですからね!

文だと説明が難しく、わかりづらいかもです…汗

超絶遅い返信をしたくせにめちゃくちゃ長くなってしまって申し訳ないですが、ほんの少しでも参考になれば、嬉しいです!

KOKI

オモチマンさん、コメントをありがとうございます!
返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございません…

勇気が出たというお言葉は、とても嬉しいです!
ありがとうございます(^^)

英語学習は長期戦ですのでいろいろ壁もあるかと思いますが、お互いがんばりましょう!
ブログは更新が不定期&激おそですが、今後もすこしずつ更新していきますので、よろしくお願いします。m(_ _)m

ちょまるまん

TOEICの勉強を続けている社会人です。分かりやすい解説ありがとうございます。非常に参考になります。
リスニング満点を目指して、シャドーイングを継続しているのですが、意味を追えるまでやり切れてないものもある事に気がつきました。もう一度見直してみようと思います。
また、本当にリスニングが伸びているのか、聞き取れるようになっているのか不安になることが多々ありましたが、KOKIさんも最初は同じ状況だったということが知れて、安心しました。諦めず継続してみようと思います!

そこで質問なのですが、KOKIさんはリスニング満点取るまで公式問題集を何冊くらいやりこんだのでしょうか。900目指す人におすすめされている通り15冊以上分やりこんだのでしょうか?私は3ヶ月くらいで1冊をやりこんでいるのですが、半年で15冊全パートシャドーイング仕切る自信がありません(現在L300後半です)。参考までに一日あたりどのくらいの量をシャドーイングされていたのか教えていただけないでしょうか。私は一日あたりパート3or4を新規1問ずつしていますが、このペースだと道のりはまだまだ遠いと感じます。

KOKI

ちょまるまんさん、こちらにもコメントをありがとうございます!

シャドーイングは難しいので、最初は中々うまくいかないし、不安も多かったです…(^^;)

質問への回答ですが、シャドーイングは模試15回分くらいはやりました(公式問題集換算だと7.5冊分です)。

当時のシャドーイング学習に関して具体的に書くと、
①模試を解く
②解き終わった模試のパート3,4を使って、まず各問題ごとに
・英文(スクリプト)を読めるようにする
・音読なども交えながらシャドーイングをして、完成度8~9割を目指す
の状態になるまで一気にやる※休日など時間あるときにまとめて、合計8時間くらいかけてたと思います
③その後毎日1時間くらい、パートごとに通してシャドーイングを繰り返して、徐々に完成度を上げていく

大切だったのは、次の2点だと思います。
●完璧を求めて同じ素材をやりこみ過ぎないこと
●シャドーイングだけで完成させようとしないこと(記事中にも書いたと思いますが、文によって音読を取り入れたり、文字を見たり見なかったり、工夫することが大切です)

よく”シャドーイングは完コピが大切”と言われていますが、それはあくまでも発音に徹底的にこだわって、かつその練習の過程で、英文を使える(話せる)ところまでもっていく場合です。

単純にリスニング力を上げるだけなら、
●細かい音(母音とか子音)はあまり気にせず、最低限リズムと強弱は確実にマネできている
●意味を理解しながらシャドーイングができている(話している感覚)
だけでも十分ですよ!

これまたわかりづらいかもですが、また、質問ご相談などありましたらいつでもコメントください(^^)

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