英語シャドーイングを6ヵ月やった効果がヤバかった【やり方も解説】

英語勉強法でシャドーイングがいいって聞いたんだけど、具体的にどんな効果があるのか知りたいな。あと、やり方とかコツも詳しく教えてほしい。

この記事ではこういった疑問に答えるために、

  • シャドーイングを6ヵ月やって確かに実感した効果【3つ】
  • 実際に効果があったシャドーイングの具体的なやり方と注意点
  • シャドーイングについてありそうな質問への回答

を解説していきます。

僕はTOEICの勉強をはじめたときからシャドーイングを本格的にやりはじめて、それ以来、リスニング学習はシャドーイングをメインとしてやっています。

で、TOEICは半年でリスニングが満点になりました。(最初は300点ちょいです)

そういった経験から、シャドーイングについて徹底的にまとめていきます。ちょっと長いですが、かなり具体的な内容になってるので、ぜひ参考にしてみてください。(^^)

英語シャドーイングを6ヵ月やった効果【主にこの3つ】

シャドーイングの効果

僕が半年間シャドーイングをやって実感した効果を3つあげます。

  1. 英語を理解するスピードが上がる
  2. 英語のリズムと強弱の感覚が身につく
  3. 発音にめちゃくちゃ慣れる

どれも単独の効果ではなくて、3つの効果が絡み合って、総合的なリスニング力が爆上がりした感じです。

1.英語を理解するスピードが上がる

一番強く実感できた効果がこれ。

リスニングのときに、「音はだいたい聞き取れてる気がするんだけど、意味が入ってこない(追いつかない)」という現象がなくなりました。

僕は1つの素材を「自分が誰かに話す感覚で」シャドーイングできるようになるまでやり込んでたんですが、これがかなり効果あったと思います。

自分が話す感覚でやるわけなので、当然、100%内容を理解しながら聞けるようになるからです。

シャドーイング最大の効果だと思います。

2.英語のリズムと強弱の感覚が身につく

英語には特有のリズムと強弱があるんですが、シャドーイングでこの感覚がかなり身についたと思います。

で、結果として

  • 発音がスムーズにできるようになる
  • 頑張って意識を集中させなくても、楽に英語が聞き取れる

ようになりました。

リズムと強弱を意識してリスニングができるようになると、意味的に重要な部分だけ自然と聞き取れるようになって、細かい音声変化にとらわれなくなります。

さらに内容もしっかり追えるようになるので、日本語を聞いてるときと同じ感覚で英語が聞けるようになります。

英語の音声変化やリズムについては下の記事でも詳しくまとめてるので、良かったらどうぞ。(^^)

英語の音声変化6パターンと聞き取る方法まとめ【音声具体例つき】

3.発音にめちゃくちゃ慣れる

圧倒的に発音に慣れました。慣れたし、良くなったと思います。

はじめたばかりの頃はそもそも口が回らなくて全然できなかったんですが、やっぱり継続は力なりですね。

発音って口の運動=スポーツと一緒なので、やればやるほど慣れてきます。そして、4カ月くらいたったころには、「ほぼ無意識で口が回る」という状態に。

で、発音が無意識にできるようになると、その分の意識をさらに内容理解に集中できるようになるんですよね。

その結果、シャドーイングの効果がいっそう加速して、TOEICくらいの英文なら初めて聞いても9割くらいシャドーイングができるようになりました。

英語シャドーイングをする時の注意点【3つあります】

シャドーイングの注意点

シャドーイングをやる時の注意点。下の3つです。

  1. すでに聞き取れる英語を使うこと
  2. 意味を考えながらやること
  3. できれば基本的な発音を学んでからやること

1.すでに聞き取れる英語を使うこと

シャドーイングをやるときは、すでに十分聞き取れる英語を使ってください。最低でも、9割くらいは聞き取れる状態でシャドーイングするのが理想かなと思います。

理由はシンプルで、

聞き取れない英語をマネして発音するなんてムリだから

です。

まあ、100%ムリじゃないにしても、どんな単語かもわからずただ音だけマネして発音してても、あんまり意味がありません。

これじゃあ「音を聞き取る練習」にも「意味を理解する練習」にもならない=なんの練習にもならないですからね…。(強いて言うならリズムと強弱の練習にはなりますが)

なので、シャドーイングをやるときは

  • はじめて聞いても十分聞き取れる英語(自分のレベルに合ったもの)
  • あらかじめ聞き取れるようにした英語(予習済みのもの)

を使ってください。

2.意味を考えながらやること

これも超重要。シャドーイングはちゃんと英文の意味を考えながらやってください。

そもそも論なんですが、リスニングの本質って「音を聞き取ること」じゃないですよね?「内容を理解すること」です。

つまり、「意味を考えないで音だけマネする」なんて、もうリスニングを放棄してると言っても過言じゃないくらい勿体ないやり方です。

それに、シャドーイングは聞いた英語のすぐ後に、それを正確にマネして発音しないといけません。なので、意味を考えながら次の英語をある程度予測できるようにならないと、キツイわけです。

とはいえ、もちろん最初から意味を考えながらできなくても大丈夫ですよ。はじめは音に追いつくだけで精いっぱいなので。(^^;

ですが是非、最終的には意味もしっかり追えるようになるまでやり込んでみてください。

3.できれば基本的な発音を学んでからやる

シャドーイングをやるなら、その前にあらかじめ基本的な発音を学んでからの方がいいです(耳が良くて聞いた音をだいたい再現できるなら別ですが)。

というのは、シャドーイングはネイティブの発音を同じスピードでマネしないといけないので、発音の仕方がわからないとまず口が回りません。

はじめは音声スピードを遅くしてやるという手もありますが、それでも発音をまったく知らないと「マネしてる」と思ってても「バッチリ日本語の発音」になってしまい、これだとちょっとヤバいです。

「日本語の発音」を繰り返しすりこんでしまえば、今後英語がかなり聞き取りづらくなってしまいます。

なので、超絶耳が良い人を除いて、シャドーイングをやるならまず「母音」と「子音」の発音方法をある程度学んでからにすることを強くおすすめします。

僕はアプリをメインに使いました。

英語の発音練習アプリを10個厳選する【今日から習慣化すべし】

4.英語シャドーイングの効果的なやり方【5ステップ】

シャドーイング5ステップ

シャドーイングの具体的なやり方について。5つのステップです。

  1. 普通に聞く
  2. スクリプトを英語のまま読めるようにする
  3. スクリプトを聞けるようにする
  4. 英文を見ながらシャドーイング
  5. 英文を見ないでシャドーイング

一応、丁寧にステップをわけてますが、別に完璧にこのとおりやらなくても大丈夫ですよ。

自分のレベルや使う素材とかに応じて、ステップを省略したり、アレンジしてもOK。

あくまでも、最終的に「誰かに話すのと同じ感覚で」シャドーイングできるようになることがゴールです。

では、各ステップについて具体的に解説していきます。

ステップ0.素材を選ぶ

シャドーイングの前に、英語素材を用意してください(当たり前ですが)

基本的には、自分が聞き取れるようになりたい英語を使えばOK。英会話なら英会話、TOEICならTOEIC、ですね。

なんでもいいですが、

  • 余裕でスラスラ読める
  • スクリプト(台本)がついている

ものがオススメ。いや、オススメと言うより必須です。

「余裕でスラスラ読める英文なんてこの世に存在しないんだけど?」

と思った方。シャドーイングをやるには早すぎます。挑んでもたぶんボッコボコにされるので、レベルアップしてまた戻ってきてください。(笑)

ステップ1.まずは普通に聞いてみる

まずは普通に聞いてみて、どのくらい聞き取れるかチェックしてみてください。

もし絶望的に聞き取れなかったら、使う素材を変えるか、もしくはシャドーイングができるレベルではない可能性があります。

かなり聞き取れたら、英文を見ないでシャドーイングしてみるのもアリ

もしほとんど聞き取れたら、まずは音についていくこと&マネすることだけを意識してシャドーイングしてみてください。ここでは意味を考えなくてOKです。

こうやって音だけを意識してシャドーイングすることで、英語のリズムとかイントネーションだったり、発音をマネすることにより集中できます。

とはいえ、そもそも英語を発音することに慣れてないと、いくら音に集中しても「全然無理やん」みたいになると思われます。

なので、シャドーイングをはじめたばかりの方は、このステップは飛ばしてもいいです。

ステップ2.スクリプトを英語のまま読めるようにする

次はスクリプト(台本)を確認して、知らない単語や表現があれば、意味を確認します。で、英語のままスラスラ読めるようにしてください。

繰り返しになりますが、「英語のまま読む?は?」といった感じなら、シャドーイングはやめときましょう。やってもほぼ効果ないと思います、、、

英語のまま読めない方は、とにかくインプット量を増やすことを最優先しつつ、音読などの勉強を進めるのがオススメです。

英語の音読は効果あるけどやり方が超重要【目的意識を持つべき話】

ステップ3.スクリプトを聞き取れるようにする

スクリプトを読めるようにしたら、今度はそれを聞き取れるようにします。

やり方はいろいろですが、

スクリプトを見ながら音声を聞く→スクリプトなしで聞いて理解できるか確かめる(理解できればOK)

のが、一番無難かなと。

前のステップで、すでにその英文は完全に読める=文字で内容が理解できるはずなので、

その文字に音をくっつけて理解する➡文字を取っちゃって音だけで理解できるようにする

みたいなイメージです。伝わりますかね?(^^;

とにかく、この段階で「音だけ聞いて英文を理解できる状態」にしてください。

ステップ4.英文を見ながらシャドーイングする

ここで、やっとシャドーイングです。まずは英文を見ながらでOK。

英文を見ながら音声を聞きつつ、ちょっと遅れて、マネするように発音します。で、このときは音よりも意味に意識を集中させてください。

というのは、このあとの最終ステップ「英文なしシャドーイング」をやると、慣れないうちはどうしても「音を聞き取ること」に意識をとられるんですよね。

そうやって聞き取りに意識をとられてる状態じゃ、意味も考えようとしても、両立が難しいんです。人間の認知資源は限られてますからね…

なので、音を聞き取ることへの負荷がかるい「英文ありシャドーイング」、つまりこのステップで、「意味を考えながらシャドーイングする感覚」を先に身につけておくのが効果的、ということです。

意味がイマイチ入ってこない英文は「音読」せよ

たとえ英文を見ながら意味に集中してシャドーイングしてても、「なんかイマイチ内容が入ってこない」英文が、たぶん出てくるはず。

そういう英文は、いったん音声を止めて音読してみてください。もちろん、全力で意味に集中して、です。

音声なして音読することによって、「マネする」とか「遅れずについていく」といった意識が必要なくなるので、その分さらに意味を考えることに集中できます。

で、ちゃんと意味を考えながら音読できるようになったら、またシャドーイングにもどればOKです。

ステップ5.英文を見ないでシャドーイングする

最後に、スクリプトなしでシャドーイングをします。

最終的には「誰かに話すのと同じ感覚で」、かつ「9割くらいスムーズに発音できる」まで練習するのが理想。僕はこのくらいまでやり込んでました。

ただし、もちろんこの段階まできたからと言って「ひたすら英文を見ないでシャドーイングしまくる」必要はありません。

自分の弱点に応じて、もう一度スクリプトを見ながらシャドーイングしたり、音読したり、部分的に繰り返し発音練習するなど、常に目的を持って練習を進めることが大切ですよ。

【余裕があれば】音声速度を上げるのもオススメ

前のステップでシャドーイングかスラスラできるようになったら、余裕があれば音声スピードを上げてみましょう。1.2倍速くらいがオススメ。

普通より速いスピードのシャドーイングに慣れると、その分理解スピードがさらに上がります(上がった気がします)。

そして、必死になりながらも速いスピードについていこうとシャドーイングすることで、発音に慣れます。めっちゃ口が回るようになるんですよね。

ちょうどいい感じに負荷がかかるのかもしれません。

ただ、この2つの効果は僕の個人的な体感で、あんまりちゃんとした根拠はないです。(^^;

なので、無理してやらなくてもいいかもしれません。でも、オススメですよ。

音声速度の調節は、下のようなアプリを使うと簡単にできますので。

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英語シャドーイングに関してよくありそうな質問への回答

最後に、シャドーイングに関してよくありそうな質問に、網羅的にお答えしていこうと思います。

これまで説明してきた内容と被る部分もありますが、まとめ的な感じで読んでみてください。(^^)

 

シャドーイングは初心者でも効果ある?

使う教材によります。

とにかく、「自分の英語力でスラスラ読めるくらいの英文」を使ってシャドーイングすることが大切。

 

効果を実感できるまでの期間は?

これはぶっちゃけ人によるかなと思います。

参考までに、僕は1日30分~1時間ほど、3、4ヵ月くらいやり込んだあたりで、

  • 発音にかなり慣れて、口がスムーズに回るようになった
  • はじめて聞く素材でも、9割くらいシャドーイングできるようになった(同程度のレベルのものに限る)

という効果を確かに実感しました。

たぶんですが、効果を実感できるまでの期間は、「現時点でどれくらい英語の発音に慣れているか」によって変わると思います。慣れていれば慣れているほど、効果を実感するのも早いかなと。

なぜなら発音に慣れることで、

  • 音の再現度も高くなる=聞き取り力がUPする
  • リズムやイントネーションのマネに集中できる
  • 内容理解にも集中できる

みたいな感じで、リソースをよりシャドーイングの目的に沿った重要な部分に割くことができるからです。ご参考までに。

 

ディクテーションとどっちがいいの?

目的がちょっと違います。

  • ディクテーション=自分が聞き取れない英語をハッキリさせる➡原因を分析&聞き取れるようにする練習
  • シャドーイング=細かい音よりもリズムや強弱を体で覚える&聞いた音を理解できるようにするための練習

です。

ただ、シャドーイングをやれば結果的に自分の聞き取れない音も覚えることになります。

なので上達を目的にするなら、ディクテーションはいらないかなと。「書く」とか、かなり効率悪いので。(^^;

 

一度に何回くらいシャドーイングすればいいの?

回数を気にするのはやめましょう。

シャドーイングに限らずですが、「何回やればいい」とか、人によっても英文によっても違います。

あくまでも、「誰かに話すのと同じ感覚で」シャドーイングできるようになることがゴールでして、そこに至るまでの回数は超どうでもいいですよ。

 

シャドーイングは暗記した方がいいの?

暗記しなくてもいいです。

シャドーイングの目的は決して「暗記すること」じゃありません。

それに、「暗記してしまうまでやり込む」としたら、いくらなんでも同じ素材でシャドーイングしすぎです。

暗記するくらいなら、それまでに「ちゃんと意味を考えながらスラスラシャドーイングできる」という段階が絶対にあるはず。

そしたら、もうそこで別の素材に切り替えるべきです。

もっと言えば、完成度が8割くらいでもどんどん別の素材でシャドーイングしてください。まずは量をこなしつつ、あとから残った2割を埋めていけばOK。

英語は「言葉」なので、大前提で絶対に必要なのは「量」ですよ。スキルじゃあるまいし、いきなり質ばっかり極めても効率悪いと思います。

 

どのくらい遅れて発音したらいいの?

どのくらいでもいいです。が、どんなに長くても1秒くらいかなと。

あまり長すぎると、

自分の声で完全に英文が聞こえなくなる&それだとマネもクソもなくなる

ので、シャドーイングの意味がありません。間隔あけるくらいなら、普通にリピーティングした方がいいです。

 

全然口が回らないんだけど、どうしたらいい?

解決策は「3つくらい」あります。

はじめは全然口が回らないですが、基本的には続けていくうちにちゃんと慣れていきますので安心してください。(^^)

意識すべき解決策としては、

  • 基本的な発音方法を学ぶ
  • 音声スピードを下げる
  • リズムと強弱を意識しまくる

のがオススメ。上から重要順です。

音声スピードは、さっき紹介した下のアプリとか使って調節してください。

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3つ目に関して補足すると、「リズムに合わせて体を動かしながらシャドーイング」が、かなり効果ありました。音楽にノッてるような感覚で、シャドーイングするんです。

そうやってリズムと強弱に合わせてシャドーイングできるようになると、「弱」の部分の発音でうまく力を抜くことができるようになります。その結果、信じられないくらい口が回るようになります。

 

自分の声で音が聞こえないんだけど、どうすんの?

イヤホンを使いましょう。

片耳にイヤホンしながらシャドーイングすると、音声も自分の声もどっちも聞こえるようになるのでオススメです。

 

・・・

では、以上で記事を終わりにします。

かなり長くなってしまいましたが、お役に立てたら幸いです。m(_ _)m

もし何か他に疑問とかがあれば、コメント欄でなんなりと聞いてください。僕が答えられる範囲で、お答えします。(^^)

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