こんにちは、KOKIです。
シャドーイングの効果と、具体的なやり方について、実体験をもとにシェアします。
僕はTOEIC学習をきっかけにシャドーイングをはじめました。結果として、半年でリスニングが満点になりました(最初は350くらいです)。
確かな効果を感じたので、それ以来、リスニングのメイン学習としてずっとシャドーイングをやってます。
効果的なやり方をめちゃくちゃ試行錯誤してきたので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。m(_ _)m
シャドーイングを6ヶ月やった効果【2つ】
主に下の2つです。
- 英語を理解するスピードが上がる
- 発音にめちゃくちゃ慣れる
1.英語を理解するスピードが上がる
一番強く実感できた効果がこれ。
リスニングのときに、「音はだいたい聞き取れるけど、意味が追いつかない」ことがなくなりました。
僕は1つの素材を「誰かに話す感覚で」シャドーイングできるまで繰り返してたんですが、これがかなり効果ありました。
今だからわかるんですが、誰かに話す感覚でシャドーイングすると、英文の構造とか流れを無意識に「予測」できるようになるんですよね。
この「予測できる」っていうのが、いわゆる「英語のまま理解できる感覚」でして、日本語に近い感じで聞けるようになりました。
2.発音にめちゃくちゃ慣れる&よくなる
発音が流暢かつ自然になりました。
最初はまったく口が回らなくて、「うわこれは難しいというか、不可能だ…」と絶望してたんですが、続けると上達するもんですね。
4ヶ月くらいたったころには、わりと無意識で口が回る状態になってたと思います(上手いかは別として)。
で、発音が無意識にできるようになると、その分内容理解に集中できるようになるんです。
その結果、シャドーイングの効果がいっそう加速して、TOEICくらいの英文なら初めて聞いても9割くらいシャドーイングができるようになりました。
はじめて3ヶ月くらいの発音
はじめて1年くらいの発音
今聞くと、3ヶ月目でもだいぶヘタですね、、、笑
1年くらいで、かなりマシになったと思います。
シャドーイングの効果的なやり方【5ステップ】
ここで紹介するのは、「勉強法の知識がある」かつ「シャドーイングを完全に習得した」今の自分が、昔の自分におすすめしたい効果的な方法です。
というのも、僕がシャドーイングを始めた当時のやり方は、今考えると微妙なので(勉強法の知識がなかった)。
- 普通に聞く
- 発音チェック
- スクリプトを読めるようにする
- 音声のマネをして音読
- シャドーイングする
最終的には「誰かに話してる感覚でシャドーイングできる」をゴールとします。
なお、この方法、ステップ4までは「シャドーイング前の準備」です。僕もそうだったんですが、ほとんどの人はいきなりシャドーイングができるレベルじゃないと思うので、、、
1.普通に聞く
まずはシンプルにリスニング練習として、普通に聞いてみてください。
・だいたい8〜9割くらいの単語が聞き取れる(意味は追えなくてもOK)
・全体の内容がなんとなくわかる
最低でも、このくらいはリスニングできるのが理想ですね。
一応、聞き取れない素材を使ってもシャドーイングはできます。
が、聞き取れない英語が多いほど、シャドーイング前の下準備に時間がかかる=もはやシャドーイングにたどりつけないので、注意です。
2.発音チェック
シャドーイングでモデル音声をマネするための準備ステップです。
音声を聞いて、
- 「音声変化」
→単語の発音がつながってたり、変わってる部分 - 「リズムと強弱」
→強く発音されている部分
→「強弱」のかたまり
の2つをチェック&スクリプトに書き込んでいきます。
「音声変化のチェック」
=「自分が想像していた発音」と「実際の発音」のギャップを確認すること
です。
たとえば、
What are you doing?
自分の想像→「ワットアーユードゥーイン?」
実際の発音→「ワラユドゥイン?」
みたいにギャップがあれば、「実際の発音=音声変化した発音」を覚えてください。
慣れるまでは、上記の感じで「聞こえたまんまのカタカナ」を書き込んでOKです。
文中の「強く発音されている部分」に印をつけましょう。
What are you doing?
ワラユ ドゥイン?
赤文字:強く発音
青文字:弱く発音
ちょいと極端ですが、こんな感じです。
英語は、この「強弱」を一定のリズムを刻みながら話します。
英語の発音は、この「リズムと強弱」が超重要。正確にマネできるようにしておいてください。
英語の音声変化やリズムと強弱について詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。
英語の音声変化6パターンと聞き取る方法まとめ【音声具体例つき】 英語のリズムと強弱、ハンパなく大切だよという話。【練習法も紹介】3.スクリプトを読めるようにする
知らない単語や表現があれば、意味を確認します。
そして、スラスラ読めるようにしてください。
「英文をスラスラ読むなんて不可能」という場合は、シャドーイングは早すぎるかもです、、、
4.音声のマネをして音読する
シャドーイングの前に、音読をします。
目的は、英文の音を覚えて、スムーズに発音できるようにすること。
というのも、そもそも聞き取れない、発音できない英語をシャドーイングするのは無謀なので、、、。まずは音読で「意識的に」音と口の動きを覚えて、このあとそれを「無意識に」聞き取れる&発音できるようにシャドーイングする、そんな感じです。
音声を聞く→マネして音読してください。
マネするポイントは、ステップ2でチェックした「音声変化」と「リズムと強弱」の2点。
「細かい音(母音とか子音)」には、こだわらなくてOK(優先順位は低い)です。
やり方をステップにわけると、
- 「音声変化(カタカナOK)」を意識しつつ、「リズムと強弱」を正確にマネする(必須)
- ①をお手本と同じスピードで発音できるように練習する(必須)
- 細かい発音のクオリティを上げていく(できる範囲で)
こんな感じですね。
この過程で、自分の発音を録音しながら改善できれば、なおよしです。
別で音読の詳しいやり方もまとめてるので、そちらもぜひ。
【注意点あり】英語音読の効果的なやり方を解説する【5ステップ】5.シャドーイングする
お待たせしました、ここでようやくシャドーイングです。
ちなみに、慣れてくると今までのステップは不要で、いきなりシャドーイングできるようになります。
まずは音だけに集中して、シャドーイングしてください。内容は追えなくてOKです。
で、このとき大切なのが、「意識的に英語を聞き取る」こと。
というのも、意識しないと「前のステップで音読した記憶」に頼って、シャドーイングの効果が薄れるからです。
説明が難しいんですが、「たしかに流れてる英語を聞き取れてるな」と自覚をもって、シャドーイングしましょう。
音だけシャドーイングがある程度できるようになったら、次は内容も意識してください。
コツは、「自分がその英文を話している感覚」で、感情を込めること。
さっきとは逆で、音声に頼りつつも、自分の記憶の中から英文をアウトプットする感覚です。
実際に、目の前に人がいることを想像しながらやるのがいいかと思います。
僕の場合ですが、たとえば、
- ジェスチャーや表情をつける
- 電話をしているフリ(ポーズ)をとる
- 目の前に「相手(鏡、人の写真、ぬいぐるみなど)」を置く
みたいにやると、より「自分が話している感覚」になるので、オススメ。
まあ、ここまでやらなくてもいいかもですが笑
で、最終的には、
「誰かに話している感覚で、9割くらいスムーズに発音できる」
まで、練習するのが理想です。
もし難しければ、一度「音読」で、内容を意識する練習をしてみてください。
とはいえ、はじめから高みを目指しすぎると挫折するので、慣れるまではゆるくやってもOKですよ。
シャドーイングできるようになった素材は聞き込もう
ある程度シャドーイングが完成した素材は、移動中とかに聞き込んでください。
このときは、ただ聞き流すんじゃなくて、「文構造(語順や意味のかたまり)と内容理解に集中する」ことが大切。
というのも、シャドーイングは「聞いて内容が理解できる英語を増やす」にはいいんですが、「聞いた英語の内容を理解する練習」としては、ちょっとだけ、弱いんですよね。
詳しい説明は省略しますが、シャドーイングだけで終わらせると、「はじめて聞く英語」への対応力が伸びづらいんです。
なので、
- 「話してる感覚」でシャドーイングする
→文構造を予測&内容を英語のまま理解できるようになる - ①の英語を、改めて意識して理解する練習をする(聞き込み)
→聞いた英語を理解する感覚(聞き方)を覚える - ②の感覚を、新しい英語を聞くときに適応する
⇨①の「土台」と②の「聞き方」で、リスニングが爆伸びする
といった流れを意識して、学習を進めてください。
シャドーイングに関してありそうな質問への回答
最後に、シャドーイングに関してよくありそうな質問に、網羅的にお答えしていこうと思います。
回答をすべて表示すると長くなるので、気になる回答は、「詳細はこちら」をタップしてください。
使う素材によります。
- すでにほとんど聞き取れる
- 内容や文構造が完全に理解できる
英語であれば、効果あります。
ただ、初心者の場合はそもそも「覚えている音」や「理解できる英語」が少ないはず。
なので、まずは基礎固めとして、基本例文や会話表現の暗唱(もしくは音読)からはじめるのがオススメです。
これは正直、人によるかなと思います。
参考までに、僕は1日1時間ほど、4ヶ月くらいやり込んだあたりで
- 口がまあまあスムーズに回る
- 簡単な素材なら、いきなり9割くらいシャドーイングできる
くらいの効果を実感できました。
で、半年ほど経って、発音やリスニングに対する確かな効果を実感できた感じです。
効果を実感できるまでの期間は「英語の発音への慣れ具合」によって変わるかと。シャドーイング最初の壁って「そもそも口が回らない」でして、これを解消してようやくスタートラインですので、、、
すでに十分聞き取れる&読めば理解できる英語を使いましょう。
シャドーイングの目的は「意識したらわかる」を「意識しなくてもわかる」に変える(自動化する)ことです。
なので、そもそも「聞き取れない&読めない=わからない」だと、効果はなくなります。
期待できる効果がちょっと違います。
- ディクテーション→「聞き取れなかった英語」を聞き取れるようにする
- シャドーイング→「意識すれば聞き取れる英語」を無意識に聞き取れるようにする
リスニングに限っていえば、こういった違いがあります。
詳しくは別記事でまとめてるので、合わせてどうぞ。
【完全比較】シャドーイングとディクテーション【あなたにはこっち】回数を気にするのはおすすめしません。
何回やれば効果的ってことはないです。
シャドーイングに限らず、必要な回数は人によっても英文によっても違いますので、、、
目的を意識することが大切で、たとえばリスニング力を上げたいなら、
誰かに話してる感覚で9割くらいスムーズに発音できる
くらいの完成度を目標に、やってみてください。「回数」は、あくまでもその「結果」です。
あとは、その過程で
・「どうしてもうまくできない部分」とか「飽き」と戦ってまで、目標の完成度を目指すべきか
・いったん完成度は犠牲にして、新しい素材でシャドーイングをはじめるか
どっちがベストかを考えながら、進めていけばOK。
はじめのうちは、飽きたらどんどん進めちゃってもいいです。まずはシャドーイングに慣れることが大切なので。
暗記しなくてもいいです。
暗記を目指してシャドーイングする必要はなしです。
もし繰り返した結果「暗記してしまった」としたら、もう次の素材を使った方がいいかと。
暗記がダメなわけじゃないです(むしろ全部暗記できるならそれはすごい)。が、その記憶に頼ってシャドーイングすると、リスニング練習じゃなくなってしまうので。
何秒でもいいです。が、どんなに長くても1秒くらいかなと。
あまり長すぎると、自分の声で英文がほぼ聞こえなくなる=リスニング練習じゃなくなります。
その場合は、より自分の記憶を頼りにシャドーイングすることになる=中途半端なスピーキング練習になっちゃいますね。
わかります、、、でも基本的には徐々に慣れるので、頑張ってください。
あえて解決策をあげるなら、
- 基本的な発音を学ぶ
- リズムと強弱をより強く意識する
- 音声スピードを下げて練習する
の3つを試してみてください。
2つ目に関して補足すると、「リズムに合わせて体を動かしながらシャドーイング」が個人的に、やりやすかったです。
リズムに乗って、「弱」部分でちゃんと脱力できるようになると、圧倒的に、発音しやすくなりますよ。
口が回らない時の解決策は、こちらも読んでみてください。
【体験談】シャドーイングで口が回らない3つの原因と対処法【諦めるな】イヤホンを使う、もしくは口パクでやりましょう。
片耳にイヤホンをしながらシャドーイングすると、音声も自分の声も聞こえるのでオススメ。
もしくは、「口パク」でもOKですよ。
発音は上達しない&若干効果が薄くなりますが、口パクでもリスニング力は上がりますので。
あと、「自分の声で聞こえない」というより、「発音に意識が集中して聞き取る余裕がない」パターンもありえます。その場合は、発音に慣れれば自然と聞こえるようになるので、ガンバです。
ありますが、リスニングと比べると薄いです。
「自分の言いたいことを英語で表現する力」は、ほぼ身につきません。
スピーキングに対する効果は、おおざっぱにいうと
- 発音が流暢かつ自然になる
- 英文が覚えやすくなる
の2つですね。
詳しい説明は省略しますが、スピーキング力を上げるなら、僕だったら別の練習をメインにします。
そんな感じで、この「Q&A」的なコーナーは、今後も質問とかあれば追記していきます。
シャドーイングって難しいので、やってるといろんな疑問が出てくると思うので、、、
あと、もしやってみたけど独学じゃキツい場合は、シャドーイング特化でサポートしてくれるサービスもありますよ。
僕も、どんなもんか使ってみたことあります。
【口コミ】シャドテンを使ってみた感想【効果はあるけど人を選ぶ】では、かなり長くなりましたが、記事は以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。m(_ _)m
【余談】シャドーイング、頑張ってください!
最後に、余談です。
シャドーイング、難しいですよね。
僕もシャドーイングをはじめた当時は、
『え、いや、、、聞きながら発音するとか絶対無理だろこんなの』
『何回やっても口が回らない、、、滑舌的に不可能だ、、』
『うわぁ、、録音したけど自分の発音キモすぎて萎えるわ、、、』
『このやり方で果たして合ってるのだろうか、、、』
『意味を理解しながらシャドーイングとか、その感覚がわからん、、、』
などなど、疑問や不安が無限に出てきましたよ、、、。
でも、いろいろ試行錯誤を続けて、確かに上達できました。継続が大切。
なので、この記事を読んでくださったみなさん、今はまだ上達の気配すら感じないかもですが、続けてると必ず効果出てくるので、頑張ってください。応援してます。
ありがたいことにこの記事はたくさんの方に読んでいただけているので、こんな余談を、書いてみました。
やり方などについて質問や相談があれば、お気軽にコメントください。( ^∀^)
記事ありがとうございます。めっちゃ参考になります!
一つ質問なのですが、人に話すのと同じ感覚でできるようになるのを一つの目安とされているようですが、誰かに話すのと同じ感覚というのがそもそもちょっとピンときません。シャドーイングは耳に入ってくる声をワンテンポ遅れて繰り返すわけですが、日本語で誰かがしゃべっている内容をおうむ返しにしているようなかんじになればよいということでしょうか?この感覚について、もう少し詳しくお教えいただければ幸いです。
返信が遅くなってしまって申し訳ありません(汗)
これに関しては言葉で説明するのが難しいのですが、シャドーイングする素材の内容を、自分の気持ちや伝えたいことと重ねる感覚です。
たとえば素材の内容が会話なら、自分がそのシチュエーションで同じ内容を実際に話していることを想像しながらシャドーイングします(一人の話者になりきるのがいいかもしれません)。
他にはニュース記事などモノローグの素材なら、誰かにその内容を伝えていることを想像しながらやります。
参考までに、僕は身振り手振りをつけたり、意図的に声のトーンを変えたり、表情をつけたりしてやってます。(^^)
はじめのうちは音声を聞き取るので精いっぱいかもしれませんが、
1.まずはシャドーイング以外の方法で音を聞き取れるようにする
2.内容を理解しながらシャドーイングの練習をする
3.2の練習をする過程で英語を発音することに慣れてきて、内容理解により集中できるようになる
4.結果的に英語を受動的に「理解する」だけじゃなく、ある程度文構造を予測しながら「発信してる」感覚になる←ここがゴール
です。
わかりづらいかもしれませんが、また質問があれば遠慮なくコメントしていただけたらと思いますm(_ _)m
めちゃくちゃ参考になる記事ありがとうございます!
1つ質問なのですが、シャドーイング中に意味に集中するときは、頭の中で英文を書き起こしたりってしてますか?自分はそうじゃないと意味に集中する事ができず、ただただ英文を真似てるだけになるのです。
これは正しいシャドーイングができてますか?まだシャドーイングを始めて日が浅く、これで良いのか不安になる事があるのです…。
コメントをありがとうござます。(^^)
頭の中で英語の文字を浮かべるということでしょうか?だとすれば、自分の場合は文字は浮かべていません。
そして僕の個人的な考えですが、もしリスニング中に文字を浮かべて意味を理解してしまっているとしたら、それはできるだけ避けた方がいいかと思います。(^^;
日本語で考えてみると想像しやすいと思いますが、実際のリスニングで文字を浮かべて内容を理解することはないからです。
そして文字を浮かべてしまうと、実際のリスニング中に「文字として浮かべられなかった部分(部分的に聞き取れなかったときや、スペルがわからなかった単語など)」が少しでもあると、そこで内容理解がストップしてしまう可能性があります。
脱却する方法としては、まずは音声だけを聞いて、シャドーイングなしで意味を完全に理解できるようになってから、シャドーイングに入るのがオススメです。
ただ、もし普段のリスニングのときから文字を浮かべてしまう癖がある場合は、そこから矯正していかないとかもしれません…
その場合は、すでにスラスラ読める素材の音声を、文字を浮かべないように意識して何度も聞き込む必要がありそうです。
もしその過程でどうしても文字を浮かべないと理解できない英文があれば、リード&ルックアップ《=一度黙読(音読)したあとに、英文から目を離して内容をしっかり考えながら声に出す練習》を取り入れると、感情や概念的な部分と声=音声を結び付けやすくなるので、効果的だと思います。
長々と書いてしまいましたが、ビギナーさんはまだシャドーイングをはじめて間もないとのことなので、焦らなくても大丈夫ですよ。(^^)
僕も始めた当初はイマイチうまくできなくて不安でしたが、試行錯誤して続けていくうちに必ず感覚がつかめてくる&リスニングも上達しますので。
あくまで僕の個人的なアドバイス&説明がわかりにくかったかもしれませんが、また何か不安なことなどあれば、聞いてください!
英検2級を、昨日受けてきました。
家では聞こえてたり、内容が頭に入ってきていたりしたのですが、試験当日となると、緊張もあってか、音は聞こえているんだけど、内容が入ってこない!という現象に何度か襲われました!!
試験当日であっても、なんとかこの現象がないようにしたい!!と思い、リスニング強化を検索していたところ、こちらに出会い、本当に本当に分かりやすいし、なにより、やる気を改めて、与えられました!
私も絶対6ヶ月続けたい!!
そこで、質問なのですが、シャドーイングの教材は、どこを探したらいいでしょうか?
英検2級の出る単、熟語の音声でやろうか〜?それとも、他の音源がいいのか〜?(こちらの記事をみつけるまでは、アメリカのライブラジオでやっていましたが、実際聞き取れない箇所が多く、それでは良くない、とこちらの記事でわかったので、他の教材を探しています!)どうか、良い教材がありましたら、ご教授ください!
今後も頑張りたい気持ちでいっぱいです!
本当にありがとうございます!!
コメントをありがとうございます。m(_ _)m
英検お疲れさまでした!本番の緊張感の中で実力を発揮することは難しいですよね(^^;
本題ですが、シャドーイングに使う教材は、英検2級の教材で良いと思います。
目的もレベルも、今のDomさんに合っているはずなので。(^^)
僕自身、英検2級を受けたことがないので具体的な教材のオススメはできませんが、過去問のリスンングパートが間違いないはずです。
まずは1年分、8~9割程度の完成度を目指して頑張ってみてください。
2級のリスニングパートは対話文とモノローグとのことなので、最終的には、感情を込めて話者になり切れたら理想です。(^^)
あえてお伝えしたいですが、最初はどうしてもうまくいかないこともあると思います。ですが、諦めないでくださいね!
続けていれば、必ずできるように&リスニング力も上がりますので。
また何かありましたら、遠慮なく聞いていただければと思います。m(_ _)m
応援してます!
大変参考になりました!
そこで一つ質問なのですが、
前のステップで、すでにその英文は完全に読める=文字で内容が理解できるはずなので、
その文字に音をくっつけて理解する➡文字を取っちゃって音だけで理解できるようにする
みたいなイメージです。伝わりますかね?(^^;
・この音だけで処理するというのは、文の構造は全く意識しない感じでしょうか?それとも、ガンガン意識しちゃってもいいですか??
コメントありがとうございます!
基本的には、文構造はしっかり意識して大丈夫です。と言うよりは、意識することが大切です。(^^)
ただし、文構造だけ意識して内容が入ってこない状態だと良くないので、そこだけ注意するのがいいと思います。
理想的には、
・文構造をしっかり意識して、内容を正確に理解しながらシャドーイング
・繰り返していくうちに、文構造を意識しなくても内容がスッと頭に入ってくるようになる(慣れてる文構造であれば)
→この段階で、文構造と内容が自分の中で完全に重なる感覚になる
・結果として、自分がその文をアウトプットする(話す)感覚でシャドーイングができるようになる→ここがゴール
みたいに進められるといいと思います。
そして、苦手な文構造は闇雲に何度もシャドーイングするのではなく、音読や、リード&ルックアップ、暗唱など、より構造を意識しやすい、かつアウトプット型の練習に切り替えるのがオススメです。
英文1つ1つに対する自分の習熟度に応じて、より文構造が記憶に定着しやすい練習法をピンポイントで取り入れる感じです。
そうすることで、ただシャドーイングしまくるよりも確実に効果的に上達できると思いますよ!
わかりにくいかもですが、ぜひ参考にしてみてください。
また何かあれば、いつでも質問してくださいね!
応援してます。(^^)
記事を読ませていただきました!大変わかりやすくとても参考になりました。ありがとうございます!
私は現在高1です。
大学は海外の学校に行きたいとおもっているのでその下準備を1年間毎日シャドーイングをする事にしました。
そこで一つ質問なのですが、シャドーイングする文は同じものを1年間読み、完璧にしていくのか、ある程度読めるようになったら、新しい文に変えて学習していくのがいいのかという事で迷っています。
Kokiさんはどちらの方法をとっていたか教えていただけますか?
シャドーイングを始めたばかりの初心者です。まだうまく口が回らず同じスクリプトを複数回やっても100%完璧にシャドーイングが出来ない(だいたい8割程)のですがこれは教材のレベルを落としたほうがいいのでしょうか。
maiさん、コメントをありがとうございます!
結論からお伝えしますと、教材のレベルを落とした方が良いかどうかは状況によります。判断基準としては、
・シャドーイングしている英文自体がまだスラスラ読めない(ゆっくり日本語に訳さないと理解ができない)
・難しく感じて、それがストレスになってしまう
・数十回やっても、体感的にうまくなっている気がしない
のであれば、教材のレベルを落とした方が良いかもしれません。
逆に、そうでなければレベルを落とさなくても大丈夫ですよ!
シャドーイングは難しいので、はじめから100%できるようにならなくてもOKです。(^^)
まずはあまり完成度にこだわらず、自分が飽きない範囲で同じスクリプトをやり込んで、飽きたら別のスクリプトに挑戦してみる、このくらいの気持ちでやってみてください。
口が慣れるまでどうしても時間がかかりますが、続けていけば必ずスムーズにできる&楽しくなってくると思います!
また何かあればいつでも質問をどうぞ。頑張ってください!
シャドーイングを始めたばかりのものです。
私は、シャドーイングをする際に耳で聞いたことを、絵に起こす、といいますか、その情景をイメージして行っています。文法や言われている単語などもしっかり理解して行った方がいいのでしょうか??もしよろしければ、ご教授願いたいです。
最近本格的に英会話のトレーニングを始めた者ですが、とても具体的かつ実際に効果を感じた体験も書かれており、勇気が出ました!
私もシャドーイングを続けようと思いました!
今後もブログ更新楽しみにしています(^^
youさんこんちには、せっかくコメントをいただいていたのに、絶望的に返信が遅くなってしまってごめんなさい…。
もう解決しちゃってるかもですが、一応、回答させていただきます。m(__)m
結論からもうしあげますと、絵や情景をイメージしながらシャドーイングはとても良いと思います!
とはいえ、文法や単語の理解も、やはり必要です。
これに関しては説明が少し難しいんですが、その英文の中の単語や文法の使い方や意味が、イメージしている情景や感情と重なっていることが大切です。
たとえば、
It is important to overlap the usage and meaning of the words and grammar in the sentence with the scene that you are imagining or what you are thinking.
「その英文の中の単語や文法の使い方や意味を、イメージしている情景や感情(=考えていること)と重ねることが大切です。」
この文なら、
結論= It is important to~ = to以下することが大切だよ
⇨具体的になにかっていうと…= overlap the usage and meaning of the words and grammar in the sentences = その文の単語や文法の使い方や意味を重ねること
⇨何と重ねるのかというと… = with the scene(情景と)⇨どんな情景かというと…= that you are imagining(あなたがイメージしている)+(そして) or what you are thinking(あなたが考えていること)
この文構造を理解しながら、つまりは文法や表現、そして単語が、それぞれどの部分の意味を表しているのかを理解しながら、”それを実際に話している感覚で=情景を浮かべたり、感情を込めたりして”シャドーイングできるのが理想的です(上の例のように「かたまり」ごとに理解できているのがベスト)。
逆に、文構造を理解せずに日本語訳だけを確認して、その訳全体をひとまとめにイメージしながらシャドーイングすることは避けるべきです。
なぜなら、文構造を理解していないと、別の英文でたとえば「〇〇that~」があったときに、「that以下のような〇〇」という解釈ができずに、理解が追いつかなくなってしまう=聞き取れない可能性がありますので…
この場合は、
the scene that(どんな情景かというと、)you are imagining(あなたがイメージしている)
太文字の文法理解をした上で、シャドーイングができるのがベストです。
とはいえ、『じゃあこの文法が「関係代名詞の〇〇用法」なのか』といった理解は不要です(僕はわかりません笑)。
あくまでも、意味と文構造の関係性だけわかっていれば十分ですからね!
文だと説明が難しく、わかりづらいかもです…汗
超絶遅い返信をしたくせにめちゃくちゃ長くなってしまって申し訳ないですが、ほんの少しでも参考になれば、嬉しいです!
オモチマンさん、コメントをありがとうございます!
返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございません…
勇気が出たというお言葉は、とても嬉しいです!
ありがとうございます(^^)
英語学習は長期戦ですのでいろいろ壁もあるかと思いますが、お互いがんばりましょう!
ブログは更新が不定期&激おそですが、今後もすこしずつ更新していきますので、よろしくお願いします。m(_ _)m
TOEICの勉強を続けている社会人です。分かりやすい解説ありがとうございます。非常に参考になります。
リスニング満点を目指して、シャドーイングを継続しているのですが、意味を追えるまでやり切れてないものもある事に気がつきました。もう一度見直してみようと思います。
また、本当にリスニングが伸びているのか、聞き取れるようになっているのか不安になることが多々ありましたが、KOKIさんも最初は同じ状況だったということが知れて、安心しました。諦めず継続してみようと思います!
そこで質問なのですが、KOKIさんはリスニング満点取るまで公式問題集を何冊くらいやりこんだのでしょうか。900目指す人におすすめされている通り15冊以上分やりこんだのでしょうか?私は3ヶ月くらいで1冊をやりこんでいるのですが、半年で15冊全パートシャドーイング仕切る自信がありません(現在L300後半です)。参考までに一日あたりどのくらいの量をシャドーイングされていたのか教えていただけないでしょうか。私は一日あたりパート3or4を新規1問ずつしていますが、このペースだと道のりはまだまだ遠いと感じます。
ちょまるまんさん、こちらにもコメントをありがとうございます!
シャドーイングは難しいので、最初は中々うまくいかないし、不安も多かったです…(^^;)
質問への回答ですが、シャドーイングは模試15回分くらいはやりました(公式問題集換算だと7.5冊分です)。
当時のシャドーイング学習に関して具体的に書くと、
①模試を解く
②解き終わった模試のパート3,4を使って、まず各問題ごとに
・英文(スクリプト)を読めるようにする
・音読なども交えながらシャドーイングをして、完成度8~9割を目指す
の状態になるまで一気にやる※休日など時間あるときにまとめて、合計8時間くらいかけてたと思います
③その後毎日1時間くらい、パートごとに通してシャドーイングを繰り返して、徐々に完成度を上げていく
大切だったのは、次の2点だと思います。
●完璧を求めて同じ素材をやりこみ過ぎないこと
●シャドーイングだけで完成させようとしないこと(記事中にも書いたと思いますが、文によって音読を取り入れたり、文字を見たり見なかったり、工夫することが大切です)
よく”シャドーイングは完コピが大切”と言われていますが、それはあくまでも発音に徹底的にこだわって、かつその練習の過程で、英文を使える(話せる)ところまでもっていく場合です。
単純にリスニング力を上げるだけなら、
●細かい音(母音とか子音)はあまり気にせず、最低限リズムと強弱は確実にマネできている
●意味を理解しながらシャドーイングができている(話している感覚)
だけでも十分ですよ!
これまたわかりづらいかもですが、また、質問ご相談などありましたらいつでもコメントください(^^)
コメント失礼します。
40半ばの会社員です。TOEICは最高で790点、普段は英語はあまり使わず仕事でも定型メールで受領の英文を書く程度です。語彙力は高いと思うのでスピーキングはかなり自由に出来ますが、リスニングはネイティブのスピードについて行けません(英語のインタビュー動画や字幕なしの映画は具体的な内容を理解できません)。
こんな私がシャドーイングに使う教材はどんなものが良いでしょうか?
BBCなどのニュースサイトはアナウンサーやナレーターの台詞が長く、映画は周囲のノイズが気になります。
もっこもこさん、コメントをありがとうございます。スピーキング力の高さ、羨ましいです…!
本題に関して結論ですが、基本的には『聞き取れるようになりたい英語』を使って、シャドーイングをするのがベストです。
インタビューが聞き取れるようになりたいならインタビュー、ニュースならニュース、ですね。確かにニュースなどはセリフが長いかもですが、むしろシャドーイングをするならセリフが短いとあまり意味がないので、長い方がいいですよ!(大変ではありますが…)
もし間にワンクッション挟むとすれば、海外YouTuberがおすすめです。たとえば下記など。
https://youtube.com/@betterideas
https://youtube.com/@mattdavella
https://youtube.com/@IAmMarkManson
すべて正式な字幕つきです。スピードも早すぎず、発音もクリアなので、シャドーイングしやすいですよ!(ジャンルがどれも似てますが…)
ただし、もっこもこさん位の上級者で、かつネイティブの特に話し言葉のリスニングに弱点を感じるとすれば、変にシャドーイングをするより、スピーキング力をさらにネイティブに近づけるための練習をした方が、結果としてリスニングの上達も早いと思います。
細かい理由は省略しますが、『①シャドーイング=マネする』レベルではなく、『②自分でも同様に使えるようにする』レベルまで練習した方が、後々新しい英語をインプットした時の身につきやすさが、格段に上がるからです(音が大きく崩れる傾向のある話し言葉は特に)。
はじめのうちこそ、マネするだけでいい①の方が順調に進みますが、あとあとの上達速度は②が断然早いはずです。僕自身もう意識的なシャドーイングはやっておらず、リスニング練習も兼ねて、スピーキングに特化して練習をしています(まだまだショボイですが…)。
そんな感じで長文になってしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです。m(_ _)m
また何か質問等ございましたら、遠慮なくどうぞ!
ごめんなさい、シャドーイングおすすめ素材として、王道を紹介するのを忘れてました(^^ ;
https://youtube.com/@TED
https://youtube.com/playlist?list=PL0hKMB1-xkc8t5sXk1arVDl-TQslbTdEm
『TED』と、GQの中の『10Essentials』(著名人が自分のお気に入りアイテムを10個紹介する企画)です。好きなスピーカーを見つけて、シャドーイングしてみてください!