英語学習はモチベーションに頼ると失敗するワケ

シャドーイング5ステップ

 

 英語ができるようになりたいけど、モチベーションが維持できなくて続かない。

どんなことも、常に高いモチベーションを維持することは難しいですよね。英語学習なんてなおさらです。

モチベーションが上がらないとき、ほとんどの人はなんとかモチベーションを維持しようと考えます。ですが、英語学習はこれだと失敗します。モチベーションに頼ると、英語学習は続きません。

今回は、英語学習はモチベーションに頼ると失敗する理由と、じゃあどうしたらいいのか、私の考えをお伝えしていきます。

あなたも今日からモチベーションで悩むのを終わりにしましょう。

 

英語学習はモチベーションに頼ってはいけない

 英語が話せるようになりたいのに、中々学習する気が起きなかったり、3日坊主で続かないと、どうにかモチベーションを維持しようと考えてしまいがちです。ですがほとんどの場合、こうしてモチベーションを維持しようとすると英語学習は失敗に終わります。なぜでしょうか?

理由をお伝えする前に、まずはどうやったらモチベーションを維持できそうか、考えてみます。そうすると、「ああ、確かにモチベーションなんて維持しようとするだけ無駄だな」と気づくはずです。

 

英語学習のモチベーション維持に必要な3つのこと

英語学習でモチベーションを維持するためには何が必要でしょうか。

私は、

[su_note note_color=”#f8fbfe” radius=”0″]
  • 明確かつ具体的な”動機
  • 学習の”楽しさ
  • 上達”の実感
[/su_note]

の3つが、英語学習のモチベーションの維持に大切だと考えています。それぞれ簡単に説明していきますね。

 

明確かつ具体的な”動機”

まず根本的なことですが、動機がはっきりとしないのにモチベーションの維持なんてできるわけがありません。自分は何のために英語を学習しているのか、どうして英語を学習したいのかが曖昧のままでは、モチベーションの維持はまず無理でしょう。これが一番重要です。

モチベーションは何かを達成したい(しなければならない)という強い想いから生まれる「原動力」のようなものです。「自分は〇〇がしたいから、なんとしても英語を上達させたい!」という強い想いがなければ、当然その原動力も弱くなります。

 

学習の”楽しさ”

次に、いくらしっかりとした動機があっても、学習がつまらなく苦痛であっては、モチベーションの維持は難しいはずです。つまらないことなんてできればやりたくないですよね。

これが短期決戦なら自分を奮い立たせることでなんとかなるかもしれませんが、英語学習は年単位にわたる長期戦です。毎日苦痛な英語学習を数年間も続けなきゃいけないと思うと、モチベーションなんて到底維持できません。

 

”上達”の実感

何か目的を達成させたいと考えた時、自分がその目的の達成に近づいていることが実感できれば、「この調子で頑張るぞ!」とモチベーションを維持しやすくなります。モチベーションの維持には目標設定が重要だと言われている理由はこれですね。

英語学習も同じで、自分が英語が上達していると実感できれば、モチベーションの維持はぐっとしやすくなります。

 

英語学習のモチベーション維持は”至難の業”

英語学習のモチベーションを維持するためには、

[su_note note_color=”#f8fbfe” radius=”0″]
  • 明確かつ具体的な”動機
  • 学習の”楽しさ
  • 上達”の実感
[/su_note]

の3つが大切だとお伝えしました。

では、あなたはどうして今モチベーションが上がらずに悩んでいるのか、考えてみてください。きっと、上の3つのどれか、もしくは全部が足りていないはずです。

下の例は、英語学習をはじめた当初の私です。

[su_note note_color=”#fff” radius=”0″]

海外旅行で簡単な英語を話せるようになりたくて、英語学習をはじめる。

何からはじめていいかわからずにいろいろ調べてみると、やはりまずは文法や単語が必要とのこと。

基礎文法書と単語帳を買って、モチベーションはMAX。「明日から毎日30分は英語を勉強しよう!」と意気込む。

そして文法書を読み進めていくと、「完了形」あたりで意味不明に。一方の単語は、前の日に覚えたはずの単語も次の日には忘れている始末。

「こんなんで本当に英語が話せるようになんてなるんだろうか。」と意気消沈。

数日続けた英語学習も、仕事が忙しい日についにできずに終わる。

「ああ、昨日は英語勉強できなかった。」とモチベーションがさらに下がる。

その後何度か再チャレンジを試みたものの、どうしてもやる気が起きず、そのまま挫折してしまう。

[/su_note]

あなたも似たような経験はありませんか?ちなみに私はこんなサイクルを何度か経験してます。

英語学習はモチベーションの維持が至難の業です。普通に英語学習をはじめようとすると、大体このようなパターンになるのではと思います。

では、過去の私はモチベーションを維持する工夫さえすれば、挫折せずにいられたでしょうか?いいえ、答えは「No」です。もしあなたも似たような状況であれば、同じことが言えます。

この場合、そもそもモチベーションの維持は不可能に近いです。なぜか説明していきます。

 

あなたには英語を上達させたいという強い想いはありますか?

英語学習のモチベーションが維持できないと悩む方の多くが抱えている根本的な原因は、おそらくこれです。そもそも動機が弱いんですね。

日本では英語の必要性が過剰に叫ばれているだけでなく、英語=すごい、かっこいいというおかしなイメージが共通認識になっています。そのため、特別しっかりとした目的や動機がないのに漠然と英語学習をはじめようとする方がたくさんいます。

さらに、日本にいては英語を使う機会なんてそうそうありませんよね。

大きな目的もなければ動機も弱い、さらには使う機会もない英語のために毎日時間を割いて学習を頑張るモチベーション、あなたは維持できると思いますか?まず、無理です。

ここで、「じゃあ動機を作ればいいのか」と考える方がいますが、これはもうはっきり言って意味不明です。どんなことも動機があってはじめて行動できるのに、行動するために動機を作るなんてまったく矛盾しています。

 

あなたにとって英語学習は”楽しい”ですか?

英語を学習するために何からはじめたらいいのか調べてみると、大抵は「基礎文法」や「単語」、「発音」などからやるようにという情報が目立ちます。

そして、学習しようと決めた時は当然モチベーションが上がっていますから、素直に「頑張るぞ」と意気込んで文法書や単語帳を必死に読み込もうとします。

・・・こんな学習楽しくないですよね?

英語の上達には確かに文法や単語、発音などの基礎は必要です。ですが、こういった学習ははっきり言ってつまらないんです。

仮にあなたの英語学習の動機が弱かったとしたら、もうダブルパンチで間違いなく挫折します。まさに3日坊主です。きっと当初あったモチベーションも跡形もなくなっているでしょう。

 

英語はちょっとやそっとじゃ上達しない

動機が弱くても、学習がつまらなくても、あこがれの英語がどんどん上達できればモチベーションは上がるでしょう。そこから英語学習の「楽しさ」を見いだせるかもしれません。

ですが、現実はそう甘くはないんですね。英語はそんな簡単に上達を実感できるものではありません。たまに、「1ヵ月でペラペラ!」といった広告を見かけますが、そんなのは幻想です。

そもそもはじめのうちは上達を実感できないどころが、わからない、できないの連続で学習が嫌になってしまうことも多々あります。そんな中、高いモチベーションを維持するのが難しいことは言うまでもありません。

 

到底維持できないモチベーションなんてまったく頼りにならない

英語学習でモチベーションを維持することがどれだけ難しいことか、なんとなく想像できたかと思います。

ですがここで、「モチベーションの維持が難しいことなんてわかってる。だから維持するための方法を知りたいんじゃないか。」と考える方もいるはずです。ですが、ちょっと待ってください。

そもそも、モチベーションなんて所詮上がったり下がったりすることが大前提です。にも関わらず、モチベーションが下がるたびにこうして「モチベーションを維持するための方法」をネットで調べたり、モチベーション維持のために何か考えるなんて無駄なことだと思いませんか?

英語を上達させたくて学習するはずなのに、モチベーションの維持に時間や労力をかけてしまって肝心の学習がおろそかになってしまっては本末転倒です。

忙しい毎日の中、限られた時間や労力をモチベーションの維持に費やしたところで、英語は上達しません。

[su_note note_color=”#fff” radius=”0″]

 モチベーションが下がる
→モチベーション維持の方法を考える
→一時的にうまくモチベーションが上がって、学習を進める
→またモチベーションが下がる
→以後繰り返し

[/su_note]

こんなスパイラルを繰り返していては、いずれ挫折してしまうのが目に見えています。いつも簡単にモチベーションが上がるとは限らないからです。

モチベーションの維持のために悩み続けても、ただ時間の無駄なんです。どっちにしても、英語が上達しないのは間違いありません。

どうでしょうか。モチベーションに頼ると、英語学習は確実に失敗します。貴重な時間をモチベーションとの格闘に浪費するのはやめましょう。

モチベーションがなくても、英語学習を続けることはできます。英語上達のカギは、「どうやって高いモチベーションを維持するか」ではなく、「モチベーションが上がらないときでも学習できる仕組みをどうやって作るか」にあるんです。

完全にコントロールができない「モチベーション」をどうにかしようと考えるのではなく、完全にコントロールできる「行動(学習)」をどうにかしようと考えるのです。

 

モチベーションに合わせて最適な学習をする

 上がったり下がったりするモチベーションをどうにかしようとしてはいけません。モチベーションが上がらなくて学習ができないと言うのなら、まずはその「学習」を見直すべきです。

例えば、

  • 1日30分英語の学習をする
  • 毎日単語を30個覚える
  • 毎日文法書を10ページ読んでノートにまとめる

といった学習計画を立てたとします(この例の学習計画自体おすすめできませんが)。

ですが、モチベーションが上がらずに中々やる気になれません。それなら、「モチベーションを上げる工夫」をするのではなく、「学習計画そのものに対する工夫」をするべきなのです。

例えば、

  • 1日5分、10分だけ英語の学習をする
  • 英語学習をする時間帯や場所を変えてみる
  • 毎日単語を10個だけ覚える
  • いっそのこと単語や文法の勉強をやめて、Youtubeの英語学習チャンネルを見てみる
  • 使っている参考書や教材を変えてみる

などです。

モチベーションが上がらずに悩んでいる暇があったら、自分に最適な学習計画を模索した方が確実に有意義です。英語を習得したすべての人たちに共通して言えることは、自分に合った学習を見つけて、それを続けてきたということです。まずは基礎文法を身につけたとかそんなことじゃありません。

上達したい気持ちはわかります。早く英語が話せるようになりたい気持ちはわかります。ですが、だからこそ焦ってはいけません。1日1時間の学習目標を立てようが、基礎文法のマスターを目標にしようが、挫折してしまってはすべて水の泡なんです。

挫折しやすい英語学習だからこそ、どうやって上達させるかよりも、まずはどうやったら挫折しないかを最優先で考えるべきです。英語上達の上で本当に大切なことです。

はじめからモチベーションがなければ続かない学習なんてやめましょう。自分にとってモチベーションがなくても続けられそうな学習は何かをまず考えてください。すべてはそこからです。

 

「少量の学習の習慣化」の積み重ねがあなたの英語を上達させる

 最初からモチベーションがないと続かない学習なんて必要ありません。そこまでして英語を習得しなければならないほど、あなたは切羽詰まっているわけではないはずです。

まずはモチベーションがなくても続けられるくらい少量の学習や、自分が楽しいと思える学習からスタートしてください。そしてその学習を習慣にすることを目指しましょう。

一度習慣にできれば、そこにはもうモチベーションという概念すら存在しなくなります。毎日の歯磨きや朝のコーヒーと同じで、意識しなくても学習するのが当たり前になります。学習の習慣化は英語上達への大きな一歩です。

こうして少量の学習の習慣を確実に積み重ねていくことで、たとえゆっくりでも、あなたの英語は必ず上達していきます。1年も経てば、今とは比べ物にならないでしょう。いきなり頑張ろうとして挫折してしまうよりも、100倍もマシです。

 

最後に:そろそろちょっとでも”英語ができる人”になりませんか?

 一時のモチベーションに頼って基礎から学習をはじめたはいいものの、すぐに挫折。毎日30分学習という目標を立てたはいいものの、途中でモチベーションを維持できなくて挫折。結局英語はほとんど上達しないまま。もう、終わりにしませんか?

アメリカで最も有名な心理学者の1人、ドクター・フィルの名言にこんな言葉があります。

[su_note note_color=”#f8fbfe” radius=”0″]

Anyone can do something when they WANT to do it.

Really successful people do things when they don’t want to do it.

「やる気があるときなら、誰でもできる。本当の成功者は、やる気がないときでもやる。」

[/su_note]

英語学習もまったくこの通りです。やるかやらないかをやる気、つまりモチベーションに左右されてはいけないんです。

英語学習に余程大きな目的や強い動機がないなら、上達を急いで頑張ろうとすると絶対に挫折します。根本の原動力であるモチベーションの平均値が低いからです。これをあてにしてはいけません。

早く上達したい気持ちはわかりますが、まずはやる気が出ないときにでもできる量の学習を習慣にしていくことが、遠回りのようで実は英語上達の近道です。

こうして少しづつでも確実に学習を続けた人だけが、”英語ができる人”になれるのです。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です