なるほど!「May I」と「Can I」の違いと使い分け方&フレーズまとめ

英語で「~してもいいですか?」と言いたいときに使える基本表現に「May I~?」と「Can I~?」がありますよね。日常会話や旅行会話にも頻出の表現なので、確実にマスターしておきたいところです。

ですが、じゃあこの2つの表現はどう使い分けたらいいのか、イマイチよくわからない方も多いんじゃないでしょうか?

よく「May IはCan Iよりも丁寧」と言われていますが、実はこの2つの表現、そもそも根本のニュアンスがちょっと違うんです。そしてこのニュアンスの違いさえ知っておけば、もう使い分けに困ることはなくなります。

今回は、「May I~?」と「Can I~?」のニュアンスの違いと使い分け方を、初心者の方にもわかりやすく説明していきますね。

実際に使えるフレーズもまとめて紹介するので、今日で「May I」と「Can I」はマスターしてしまいましょう!

「May I」と「Can I」はどう違うの?

本来、「~してもいいですか?」と相手の許可をとりたいときに使う正しい表現は「May I」です。

一方の「Can I」は、「~することはできますか?」と単に自分ができるかどうかを聞くための表現であり、厳密には相手の許可をとりたいときに使う表現ではないんです。

なので、同じ「~してもいいですか?」という表現でも、「May I」と「Can I」には

  • May I」=相手に許可をとりたい(~してもよろしいでしょうか?)
  • Can I」=相手に確認をとりたい(~することってできますか?)
という微妙なニュアンスの違いがあります。

「May Iは丁寧でCan Iはカジュアル」と言われる理由は、「May I」は「あなたは許可してくれますか?」と相手本位な表現なのに対し、「Can I」は「私がすることはできますか?」と自分本位な表現だからです。

補足ですが、「Can I」のニュアンスをそのまま丁寧にしたいときは、「Could I」を使います。

「May I」と「Can I」の使い分け方

相手本位で、「してもよろしいですか?」と許可をとりたいニュアンスが「May I」、自分本位で、「することはできますか?」と確認したいニュアンスは「Can I」でしたね。

では実際にこの2つの表現をどうやって使い分けたらいいのか。

基本的には「Can I」もしくは丁寧版の「Could I」を使うことが圧倒的に多いですが、中には「May I」を使った方がいい場面もあります。

例えば、

  • 相手に特別敬意を払いたいとき
  • 自分の行為が相手にとって差支えるかもしれないとき
などです。

では、ここから「May I」と「Can I」を使う例を、シチュエーション別に紹介していきまます。

【例1】観光地で写真を撮ってもいいか聞きたいとき

take a picture
Can I take a picture here?
「ここで写真を撮ってもいいですか?」

このシチュエーションでは、「Can I」を使う方が自然です。

案内の人の許可が欲しいのではなく、単に「ここが写真OKな場所かどうか」を確認したいニュアンスだからですね。

【例2】知らない人にライターを借りたいとき

smoking
May I borrow a lighter?
「ライターを貸していただいてもよろしいでしょうか?」

このシチュエーションでは「May I」を使った方が無難です。

「Can I」を使うこともできますが、それだと「ライター借りれますか?」と自分本位な響きになってしまい、見知らぬ人相手に使う表現としてはちょっと失礼だと感じる人もいるからです(大抵の人はCan Iでも気にしませんが)。

【例3】電話で相手の名前を聞きたいとき

answer the call
May I have your name, please?
「お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」

相手の名前を聞きたいときに使えるお決まりフレーズです。

名前を聞くわけですから、自分本位な響きがある「Can I」を使うのは失礼ですよね。日本語でも「お名前聞くことってできますか?」なんて言わないのと同じです。

【例4】友人と食事中に「それ食べてみてもいい?」と聞きたいとき

restaurant with friends
Can I try it?
「それ食べてみてもいい?」

この場合は「Can I」を使うのが自然です。

相手の許可をとりたいという意味では当然「May I」も間違いではありませんが、これだとかしこまり過ぎて聞こえてしまいます。シチュエーションに限らず、親しい間柄の相手に「May I」を使うことはほとんどありません。

「May I」「Can I」を使った実用フレーズ~海外旅行編~

traveling

ではここで、「May I」と「Can I」を使った実用的なフレーズをまとめて紹介します。シチュエーションは初心者にとっても身近な海外旅行先です。海外旅行では、「~してもいいですか?」という表現1つでたくさんのことが言えるようになります。

初心者は、まずこうして自分が実際に使いそうな表現を覚えて、後は単語を入れ替えることで、「話せる英語」をどんどん増やすことができます。

  • Can I try this on?
    「試着してみてもいいですか?」
  • Can I take a look at it?
    「ちょっと見てみてもいいですか?」
  • Can I get this gift wrapped?
    「ギフト用に包んでもらってもいいですか?」
  • Can I have a password for Wi-Fi?
    「Wi-Fiのパスワードをいただけますか?」
  • Can I have a glass of water?
    「お水をいただけますか?」
  • Can I have some extra bags?
    「袋を余分にいただけますか?」
  • Can I smoke in here?
    「ここでタバコを吸ってもいいですか?」
  • Can I take a picture here?
    「ここで写真を撮ってもいいですか?」
  • Can I carry this bag on board?
    「これを機内に持ち込めますか?」
  • Can I have a hand towel?
    「おしぼりをもらってもいいですか?」
  • Can I get this to go?
    「これをお持ち帰りできますか?」
  • May I sit here?
    「こちらに座ってもよろしいでしょうか?」
  • May I ask you something?
    「ちょっとお尋ねしてもよろしいでしょうか?」
  • May I get through?
    「ちょっと通ってもよろしいでしょうか?」

「May I」「Can I」の違い:まとめ

「May I」と「Can I」の違い、マスターできましたか?

最後にもう一度、この2つの表現の違いと使い方をまとめておきますね。

  • 「May I」:「~してもよろしいですか?」

・相手の許可をとりたいニュアンス
・フォーマルな響きがあり、相手本位の表現
・敬意を払いたいときや、自分の行為が差支えるかもしれないときに使う
・目上の人や見知らぬ人には「May I」が無難

  • 「Can I」:「~するこはできますか?」

・相手に確認をとりたいニュアンス
・カジュアルな響きがあり、自分本位の表現
・親しい間柄の相手には「Can I」が自然
・もう少し丁寧に言いたいときは「Could I」

初心者の英会話上達のコツは、使える表現を見つけたら色んな単語を入れ替えてみて、実際に自分が使えるようにアレンジしていくことです。

今回学んだ「May I」と「Can I」も、是非自分用の「マイフレーズ」に変えてどんどん使ってくださいね。

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