英語のリスニングにおすすめな洋楽は?→ありません【理由を解説】

洋楽をリスニングに活かす方法

英語のリスニング力をUPさせたいんだけど、洋楽を使った勉強法は効果あるのかな?おすすめの洋楽とかもあれば知りたいな。

今回はこういった方の疑問に詳しくお答えします。

いきなり結論なんですが、「リスニング力UP」のために洋楽を聞くのなんてやめた方がいいです。洋楽はリスニングに完全に不向きであり、そもそもその考え方だと99%上達しません。

ただし「洋楽が大好きすぎるから、もし何か少しでもリスニング力UPに活かせる方法があれば知りたい」

という方であれば、上達します。

本記事の内容は、ここら辺を深掘りしたものです。

英語のリスニング力UPのために洋楽がおすすめできない理由【3つ】

洋楽がリスニングにおすすめできない理由

私は洋楽が大好きですが、「リスニング力UP」のために使うのはまったくおすすめできません。

理由は下の3つです。

  1. 表現が独特
  2. リスニングに重要な「リズムと強弱」が崩壊している
  3. そもそも洋楽という「娯楽」を「勉強目的で」使うこと自体おすすめできない

それぞれ説明していきます。

1.表現が独特

まず、洋楽の歌詞って表現がかなり独特です。普段絶対使わない単語もたくさんでてきますし、文法も普通に無視されたりしてます。

邦楽の歌詞で想像したらすぐにわかりますよね。

歌詞はあくまでも「詞」であり、普段の会話とは全然表現が違うわけです。

となれば当然、リスニング力はUPしないですよね。

 

もちろん同じ英語ですからまったく違うわけではないですよ。

ですが、もし洋楽でリスニングをしっかり上達させたいなら「圧倒的な曲数」を聞き込む必要があります(それでも洋楽だけじゃ絶対無理ですが)。

普通にリスニング学習に取り組むよりも数十倍くらい時間がかかると思った方がいいですよ。

洋楽が大好きで仕方ないという方以外は、言い方はキツイですが、「やるだけ無駄」かなと思います。

2.リスニングに重要な「リズムと強弱」が崩壊してる

英語のリスニングでめちゃくちゃ重要な要素の1つに「リズムと強弱」がありますが、洋楽ではこれが完全に崩壊してます。

洋楽は「音楽」ですから、リズムも強弱も全部「メロディ」に乗っかってしまってるからです。

普通に英語を話すときのリズムと強弱とは、まったく違うんですよね。

少し詳しく説明すると、英語のリズムと強弱は

  • 意味的に重要な単語を強調し、それ以外は流すように弱く発音する
  • この「強弱」を一定のリズムを刻みながら話す

といったものです。

英語を聞き取る時は、この「リズムと強弱」に耳を傾けることが超重要でして、この感覚が身についてはじめて、ネイティブの英語がまともに聞き取れるようになります。

ですが、これが洋楽だとそもそも強弱とかないです(あるとすれば曲の強弱です)。

そして強弱がないので、リズムも生まれません(繰り返しになりますが、あるとすれば曲のリズムです)。

つまり、洋楽を何千曲聞こうと英語の「リズムと強弱」の感覚は身につかないわけでして、これだとリスニングはいつまでたっても上達しません。

3.そもそも、洋楽という「娯楽」を「勉強目的で」使うこと自体おすすめできない

そもそもとして、洋楽を「勉強目的で」使うこと自体がおすすめできません。

なぜなら、洋楽を英語学習に活かす最大のメリットである「抵抗なく、楽しみながら英語に触れられること」が、「勉強」と結び付けると「台無し」になるからです。

例えば、よく「英語学習におすすめの洋楽○○選」とかっていう記事がありますが、あれとか典型的ですよね。

「勉強」という目的にしたとたんに、「聞くべき曲」が限られます。アップテンポはダメとかクセがあったらダメとか。そして、「聞き方(=勉強法)」も強制されます。

やってて楽しいですかね、これ。

「カーペンターズがおすすめ」なんて言われて、歌詞の意味が知りたい、聞き取れるようになりたいって、思えますか?(カーペンターズを否定してるわけではありません)。

「カーペンターズがリスニングにおすすめらしいから聞こう」

こんなんじゃ、絶対続きませんよ。当然ですが、続かなかったら上達はしません。

大好きな曲だからこそ、歌詞の意味が知りたくなったり、熱中して聞き込めたり、歌いなくなったりするわけです。そして熱中するからこそ、続けられますし、上達もするんです。

そこに「勉強目的」という考え方は「邪魔」でしかありません。

洋楽をリスニング上達に「活かす」ための方法

リスニング学習のために洋楽を聞くのではなくて、洋楽を聞くついでにリスニング力をUPさせましょう。

「リスニングにおすすめの洋楽」なんて探す必要ありません。

「大好きな洋楽」をリスニングに活かしてください。次は、そのための方法を紹介します。

  1. 歌詞を訳す
  2. 歌詞を目で追いながら、音楽を聞く
  3. 歌う

1.歌詞を訳す

まずは歌詞を訳します。ネット上で検索してもいいですが、余裕があれば自分で訳してみてください。

文法や単語、表現などの知識が少なからず身につきますし、「洋楽の和訳」って意外と面白いですよ。

ストーリーがあったり、間接的な表現が使われていて解釈の仕方がいろいろあったりするので。

ただ強調して言っておきますが、「めんどくさい」ようだったらやらなくていいです。「勉強のために」やってるわけじゃないですからね。

でも、本当に洋楽が大好きだったら、文法調べるのも単語調べるのも苦痛じゃないと思います。私は楽しくて、やっていました。

2.英語の歌詞を目で追いながら、音楽を聞く

まずは好きな1曲だけでも、聞き取れるようになりましょう。

やり方は簡単で、「歌詞を目で追いながら曲を聞く」だけです。

何度も繰り返せば、その曲の「歌詞(文字)」と「歌(音)」をセットで覚えることができます。

歌を聞いたら、歌詞がわかるようになる。つまり、「聞き取れるようになる」ということです。この過程で、単語の正しい発音や、音のつながりなど音声変化を覚えることができます。

こうして「聞き取れる英語」を増やすことはリスニング上達の第一歩でして、ひとたびこの感覚がわかれば、あとは洋楽以外でも同じやり方で聞き取れるようにしていけます。

このとき、さらに「意味もなんとなくわかる」ところまでもっていければ最高ですね。

最初のステップであらかじめ歌詞を自分で訳していたら、「歌を聞く→歌詞がわかる→意味がわかる」という状態になれます。

もちろん、そのためには何度も聞く必要がありますが、大好きな曲なら苦じゃないですよね。

こうしてまずは好きな曲を1曲1曲、歌詞の意味を理解しながら聞けるようしていく。曲数が増えるごとに、リスニングは上達します。

3.歌う

洋楽をリスニングに活かすなら、最後はこれが一番です。歌いましょう。

単純に声に出すことで、内容(単語や表現)が記憶しやすくなります。

それに、何よりも「発音」が上達します。そして発音が上達すれば、「リスニング」が上達します。

自分が発音できる音は、聞き取れるからです。

発音はリスニング上達に重要なものの1つなんですが、なんせ練習がわりと苦痛です。つまらないんですよね。

ですが、歌うだけで発音が上達するなら、これを活かさない手はないですよね。私は英語学習をはじめる前から洋楽を良く歌ってたので、発音には大きく苦労しませんでした。

洋楽が好きで、歌うことが嫌いじゃないなら、是非ともカラオケでもなんでも歌ってみてください。まずは「モノマネレベル」でOKです。

そうやって歌ってると、「もっとかっこよく発音できるようになりたい」と思う時がきます。そうすれば、その時に「子音」とか「母音」とか、基本的な発音を学んでください。

発音もリスニングも、上達が加速しますよ。

洋楽を使ったリスニング学習は、「洋楽が大好きな人」がやるもの

洋楽を使ったリスニングは「洋楽が大好きな人」がやるもの

リスニング学習のために洋楽を聞くなんてやめましょう。

効果はたかが知れてますから、「圧倒的な曲数を聞き込んでも楽しんで続けられる人」じゃないとやるだけ無駄です。

逆に、もし洋楽が大好きなら、是非この記事で紹介したやり方を参考に、洋楽をリスニング上達に活かしてみてください。

効果は薄いでしょうが、それでも、熱中して続けられば上達は必ずついてきます。

英語学習すべてに言えることですが、まずは「自分が続けられる学習」をいかに見つけるかが大切ですよ。

たとえ効果が全然なくても、2ヵ月、3ヵ月と英語に触れていれば、そもそも「英語学習に対する本気度」が変わってきますからね。

そこまでいけば、間違いなく上達が加速します。

あなたの英語学習を、全力で応援しています!

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