英語を習得するには最低3000時間必要。あなたは何を考えますか?

 英語の学習を始めようとしたとき、英語の習得にはどのくらいの時間がかかるのか気になる方は多いと思います。

これに関してはいろんな情報がありますが、データから判断して一番妥当だと思われる結論は、こちらの記事です。

英語の習得に必要な学習時間 – English Tutors Network

この記事によると、

米国務省のエリートが日本語の習得に必要とした研修時間の平均は、2,400~2,760時間

戦前の米海軍日本語学校で、0から日本語を習得するためにかかった時間の統計は、約4,500時間

比較的似ている言語であるフランス語と英語間であっても、一方のネイティブがもう一方の言語を習得するには、最低2,100時間必要

English Tutors Network 独自調査のデータによると、日本人が英語を習得するためには4,000~5,000時間が必要

といった根拠から、日本人が英語を習得するには最低3,000時間は必要だろうという結論が導き出されています。

また、この数字から中学高校での授業時間である約787時間と、自習時間を同じく787時間と仮定してを差し引くと、大人になってから英語を習得するためには単純計算で最低1,500時間くらいは必要だということです。

ただ、私がこの記事でお伝えしたいことは英語習得には何時間かかるかなんてことじゃありません。

1,500時間という数字を見てあなたはどう思いますか?

英語習得に必要な時間を気にすれば、英語習得から遠ざかる

 英語の習得に必要な時間を考えることは、かえってあなたを英語習得から遠ざけてしまうことになりかねません。なぜなら、数千時間という膨大な学習時間を確保するために、到底実現できそうもない目標を立ててしまうからです。

例えば、大人になってから英語を習得するために必要な時間が、上記の通り1,500時間だとします。この数字を聞いてまず真っ先に考えるのが、「1日何時間学習したら習得するには何年かかるのか」ということだと思います。そしてそれを目安に1日の学習時間の目安を考えるかもしれません。

では、1,500時間から逆算して学習時間の目標を立てようとすると、どうなるでしょうか?

仮に、1日30分の学習時間を目標にしたとします。そうすると、1,500時間に到達するには、

[su_note note_color=”#f8fbfe” radius=”0″]1,500時間÷1日30分=3,000日[/su_note]

ざっと8年以上かかることになります。あほらしいですね。ここでほとんどの人は「1日30分じゃ全然足りない」と思うでしょう。そうしたら、1日1時間や2時間といったように、学習時間を増やそうとするはずです。

ですが、残念ながらこの時点でほとんどの人にとって英語の習得は逆に非現実的なものになります。なぜなら、初めから1日1時間の学習を目安に頑張ったところで、すぐに挫折してしまうことが目に見えているからです。3日続けばいい方でしょう。

習得に必要な時間を考えて無理な学習計画を立てるくらいなら、習得なんて考えずに少しでも継続して英語に触れる努力をした方がよっぽどマシです。言語の習得は学習の継続が命ですから、そもそもこれを達成できないようではなんの意味もありません。

習得しなくたって英語は使える

 さらに言えば、そもそも英語を”習得”する必要なんてありますか?習得するということは、英語を使ってどんな場面でもまったく不自由しない状態です。ネイティブと同等レベルで英語を使いこなせるということですね。こんなレベルを目指さなくても、きっとあなたの目的は達成できるはずです。

例えば、

  • 海外旅行に1人で行っても困らないようになりたい
  • 外国人の友達や彼氏、彼女が欲しい
  • 海外で生活してみたい
  • 少しでも英語を使った仕事がしてみたい

などの目的であれば、自分が使う英語を見極めそれに特化して学習することで、ネイティブレベルにならなくても十分に英語を使えるようにはなります。もちろん、そのレベルに到達するには1,500時間もかかりません。目的によっては、3ヵ月もあれば十分求められる英語力を身につけることができます。

それなのに、初めから習得を目指して無理な学習計画を立ててしまったり、中々先の見えない道のりにモチベーションが上がらずに挫折してしまっては、本当に勿体ないです。

それよりも、自分は英語を使って何がしたいのかを明確にして、焦らずに楽しみながら学習をした方が、結果的にあなたが理想とする姿に近づくはずです。そして、そこに習得に必要な時間なんて概念を持ち込む必要はありません。

英語学習は結果にこだわらずに過程を楽しもう

 日本人の多くは、自分は英語ができない、英語を話せるとそれだけでカッコいいというように、英語コンプレックスの塊になってしまっています。その結果、「習得」、「ペラペラ」、「ネイティブ並み」といった英語をマスターした結果だけにとらわれ過ぎています。はっきり言って、これではいつまでたっても英語は上達しないでしょう。

それよりも、まずは自分が英語を使ってどんなことがしたいのか、目的を明確にした上で、後は少しずつでもコツコツと学習を進めていくべきです。

そして、その中で実際に英語を使う機会をどんどん作って、英語を学ぶことに楽しさを見出していくことができれば、そこからさらに学習意欲が湧くという好循環を作ることができます。習得に必要な時間なんて気にすることはありません。このブログではそんな英語学習に取り組むために役に立てるような記事を書いていきたいと思います。

「英語マスター」といった薄っぺらい目標は捨てて、その向こう側にある異文化に触れる楽しみや自分の世界を広げていくことに対する意識を持つことが何よりも大切です。あなたがこれから英語学習を始めようとしているなら、決して焦らずに楽しみながら学習をしていってください。

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