1日10分。初心者がリスニングを無料で着実に上達させるための方法

 

 英会話を上達させるためにはリスニング力も必要なわけですが、初心者の方は何をどうやって学習したらいいのかわからないという方が多いと思います。

そして当然、ただ英語を聞き流しているだけではリスニングはほとんど上達しません。リスニングを上達させるには、正しい学習ステップがあります。

今回は、リスニング初心者はまず何を使ってどのように学習を進めていけばいいのか、具体的な学習法と手順を紹介します。

1日10分から、そして無料でできるリスニング学習法です。

 

リスニング初心者は「音を聞き取るトレーニング」が必要

 まず、具体的な学習法を紹介する前にリスニング上達の流れについて少しお伝えしておきます。

リスニングを上達させるためには、

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  • 音を正確に聞き取るトレーニング
  • 意味を理解するトレーニング
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と、別々のトレーニングが必要です。そして初心者の方はまず、「音を正確に聞き取るトレーニング」からはじめましょう。リスニングでは、音を聞き取ることができてはじめて、意味が理解できるからです。

英語を聞き流していてもリスニングが上達しないのは、音を正確に聞き取るトレーニングになっていないからです。

なので、今回紹介するリスニング学習法は、「音を正確に聞き取るための学習法」になります。

 

使う素材は「英語リスニング無料学習館」

 これから紹介するリスニング学習は、「英語リスニング無料学習館」というサイトを使います。

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英語リスニング無料学習館

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このサイトは「ディクテーション」というリスニングトレーニングが無料でできるサイトで、短めの会話音声のリスニング問題が数百問あります。ディクテーションとは、音声を聞きとってそれを文字に起こしていくトレーニングで、音を正確に聞き取るトレーニングです。

会話文の内容も実用的で、音声のスピードも速すぎず、さらに単語や文法の解説までついているので、まさに初心者のリスニング学習にはうってつけです。これが完全無料なんですから、利用しないわけにはいきません。サイト制作者様に感謝です。

サイトを見てみるとわかる通り、リスニング問題はいくつかのパートにわかれています。その中で初心者の方がまず学習していくべきなのは、「短い英会話」パートです。このパートは会話音声が短く、かつ問題数が350問あるので、日々のリスニング学習の習慣作りに最適です。

このパートのリスニング学習をコツコツと進めていくことで、初心者の方は少しずつでも、リスニング力を確実にUPさせることができます。

 

1日10分からできる具体的なリスニング学習の進め方

 では実際にどうやってリスニング学習を進めていけばいいのか、具体的な手順を紹介します。

大まかな流れは以下の通りで、この5つのステップを1日1問ずつ進めていきます。※毎日やれというわけではありません。

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  1. 会話音声を聞いて、聞き取れた英語を打ち込んでいく
  2. 「これ以上は聞き取れない」と感じたら、答えを確認
  3. 答えの英文でわからない文法や単語があれば、解説を読む
  4. 英文が理解できたら、音声に合わせて音読をする
  5. 最後にもう一度会話音声を聞いて、ディクテーションをする
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では、各ステップについて詳しい方法を紹介していきます。

 

1.会話音声を聞いて、聞き取れた英語を打ち込んでいく

まずは問題のテーマを確認してから、会話音声を聞きます。

音声再生は、「1回だけ再生」と「ループ再生」の2つの方法がありますが、どちらでも好きな方で再生してかまいません。

音声をリスニングするときのポイントは、

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  • 意味を考えようとしない
  • 文頭から最後までしっかりと通して聞く
  • リズムと強弱を意識して、強調されている単語を確実に聞き取るように意識する
[/su_note]

の3つです。

初心者のうちはリスニングのときに意味を考えようとしてはいけません。音を聞き取ることと意味を理解することは別のスキルが必要であり、意味を考えようとすると音に集中できなくなるからです。

また、英語には独特のリズムと強弱があります。強調されている単語は意味を理解するために重要な単語なので、まずはこの強調されている単語をしっかりと聞き取るように意識しましょう。

音声を再生して、聞き取れた単語を下の入力欄にどんどん打ち込んでいきます。

 

2.「これ以上聞き取れない」と感じたら、答えを確認

何度か音声を再生して、「これ以上聞き取れないな」と感じたら、答えを確認します。目安としては、5~10回程度は再生することになるはずです。

答えを確認したら、英文を見ながら音声をもう一度再生して、自分が聞き取れなかった原因を確認します。おそらく、

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  • 知らない単語・表現だった
  • 音が変化していて聞き取れなかった
  • 発音を間違って覚えていた
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のいずれかに当てはまると思います。ここでわかった原因があなたのリスニングの弱点です。こうして弱点を把握することで、今後のリスニング学習に活かすことができます。

自分が聞き取れなかった原因がわかったら、もう一度音声を再生してみましょう。はじめに聞いたときよりもずっと聞き取りやすくなっているはずです。

このとき音声を聞いて、「あーそういうことだったのか」と腑に落ちれば、しめたものです。ここであなたのリスニング力は1レベルUPです。

3.答えの英文でわからない単語や文法があれば、解説を読む

答えの英文の意味がわからなければ、解説を読みます。ここで、知らなかった単語や文法があれば確認しておきましょう。

解説を確認したら、英文をもう一度読んでみてください。すんなり読めるようになっていればOKです。もしすんなり読むことができなければ、リーディング力不足、英語を返り読みしてしまう癖がある可能性があります。

この返り読みは完全にNGで、この癖があると英文をスムーズに読めないだけでなく、後々リスニングで意味を理解することができなくなってしまいます。リスニングは音を聞いて意味を理解しなければいけないので、文末から訳して…なんてやっていては絶対に追いつかないからです。

なので、英文は前から訳して読んでいく癖をつけてください。

例えば、

I heard you are familiar with medical terms.

という文なら、

I heard (私は聞いた) you are familiar with (あなたは詳しい) medical terms (医療用語).

という感じです。

 

4.英文が理解できたら、音声に合わせて音読する

英文の意味や構造を理解できたら、次は音声に合わせて繰り返し音読をします。なのでここでは「ループ再生」を使うと良いと思います。音声に合わせて、何度も英文を音読してください。

スムーズに音読できるまで繰り返すのが理想的ですが、目安としては10~20回程度でしょうか。

この時のポイントは、とにかく音声をそっくり真似して音読するということです。完璧に発音できなくても大丈夫ですが、最低限リズムと強弱は完コピしてください。それと、カタカナ英語はもちろんダメです。

このリズムと強弱はリスニングで英語を聞き取るときにとても重要なのですが、ただ聞いているだけでは中々身に付きません。なので、自分でも真似して音読をして、感覚を体にしみこませることが一番だということです。

 

 5.最後にもう一度会話音声を聞いて、ディクテーションをする

英文の音読が終わったら、最後にもう一度音声を聞いて同じように単語を打ち込んでみてください。

このときはもう音だけを聞き取って単語を打ち込んでいる状態ではありませんが、それでも、「この英文はもう完全に聞き取れる」という確認のために、ディクテーションをしてください。

リスニング初心者のうちは、こうして完全に聞き取れる英文をたくさん増やしていくことで、リスニング力がUPしていきます。

こうして会話文が完全に聞き取れるようになれば、あなたのリスニングレベルはまたさらに1レベルUPです。

 

さらに有意義なリスニング学習にするための3つの工夫

 上で紹介した5つのステップでリスニング学習に取り組めば、あなたのリスニングは確実に上達していきます。

ですが、ただ漠然とこの通りに学習しようとしても、どこか”やらされてる感”が出てしまったり、日常にうまく学習を取り入れられなかったりと、中々続かないと思います。どんなに効果的な学習でも、続けられなければ何の意味もありません。

そこで、ここからは上記リスニング学習をさらに有意義に、続けやすくするためのちょっとした工夫を紹介します。よろしければ参考にしてみてください。

 

1.「復習」を取り入れ、上達が実感できる仕組みを作る

どんな学習もそうですが、上達を実感できないと中々続きません。逆に、少しでも上達が実感できれば、大きなモチベーションにつながります。

そこで、上記リスニング学習法にも「上達を実感できる仕組み」を取り入れることをおすすめします。

例えば、

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  • その日の学習を行う前に、前回の問題をもう一度ディクテーションしてみる
  • 5問分学習し終わったら、もう一度その5問を総復習する
[/su_note]

などです。

手間にはなりますが、こうして「復習」を取り入れることで、より確実にリスニング力を身につけられるだけでなく、上達を実感しやすくなります。復習をしたときに、「よし、はじめに聞いたときよりも確かに聞き取れるようになってるぞ!」と感じることができれば、「この調子で頑張ろう!」とやる気になるはずです。

参考までに、復習を取り入れた学習スケジュールの例を紹介しておきます。

2.「リスニング350問チャレンジノート」を作る

2つ目は、「リスニング350問チャレンジノート」を作ることです。これは簡単に言うと、学習内容を「記録」するということです。

記録内容は例えば、

[su_note note_color=”#f8fbfe” radius=”0″]
  • 学習中にわからなかった単語や文法
  • 自分がディクテーションした英文
  • 350個のマスを作って、学習した問題に「○」
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などです。

これも少し手間がかかりますが、こうして学習内容を記録することで、自分はどれだけやったのかが目で見てわかるだけでなく、復習をする時にも役立ちます。

そしてノートのページが埋まっていったり、350個のマスに「○」が増えていけば、「自分頑張ってるじゃん!」、「50問まであと3問だ!」というようにモチベーションにつながります。

参考までに、ノートの書き方の例を紹介しておきますね。

ただし、記録すること自体が面倒に感じるようであれば、無理する必要はありません。

 

3.学習する時間(タイミング)を決める

学習が続かないことの原因の1つは、行動にムラがあり、学習するタイミングを逃してしまうことです。

「仕事から帰ったらやる」というように漠然とした計画を立てていると、ついつい他のことに夢中になってしまって気づけばベッドにいた、なんていうことになりかねません。

こういったことを避けるためには、あらかじめ「いつ学習するのか」を決めておくことがおすすめです。

ただし、いつ学習するのかを決めると言っても、「何時に」という決め方はやめておきましょう。なぜなら、必ずしもその日にその時間が確保できるかはわからないからです。

「23時になったらやる」と決めていても、終わらせなきゃいけない仕事が長引いてしまえば、それだけで学習は先延ばしになります。そうなれば、「あー今日はできなかった・・・」とモチベーションが下がってしまいますよね。

そうではなくて、例えば「歯を磨いたら」、「お風呂から上がったら」というように、何か習慣になっている行動とセットにしてしまうことがおすすめです。そうすることで、自然な流れで学習に取り組むことができます。

もちろん、日によっては時間が取れないこともあると思うので、そういう日は無理に学習する必要はありません。あまり頑張ろうとしすぎると、続かなくなってしまいます。

 

まとめ:リスニングはコツコツやれば必ず上達する!

 いかがでしたでしょうか。

初心者の方にとってリスニングはどうやったら上達するのかまったくわからないと思いますが、こうしてコツコツと正しい方法で学習していけば、誰でも、そして必ずリスニング力はUPします。

そして少しでも上達が実感できると、きっと嬉しくなるはずです。

リスニングをなんとか上達させたいけど、どうしていいかわからないというようであれば、是非ここで紹介した学習法に少しずつでも取り組んでみてください。

今は想像もできない「英語が聞き取れる自分」を目指して、まずは50問、チャレンジしてみましょう!

 

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